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#ネタバレ 映画「犬ヶ島」
「犬ヶ島」
2018年作品
ひそやかな応援歌
2018/5/26 15:48 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
まだ観ていませんが、なるほどと思いましたので、ご紹介します。
「 これは瓦礫の前で呆然と立ち尽くすしかなかった我々日本人への、アンダーソンのひそやかな応援歌なのである。」
( 2018.5.25朝日新聞〈夕〉3面 映画評「犬ケ島 我々へのひそやかな応援歌」 柳下毅一郎・映画評論家 より抜粋 )
追記 ( 珍しい映画 )
2018/5/29 8:30 by さくらんぼ
観てきました。
村上春樹さんが、JAZZピアニストのセロニアス・モンクの異才を評した、こんな言葉を思い出しました。
「 彼の音楽はたとえて言うならば、どこかから予告もなく現れて、なにかものすごいものをテーブルの上にひょいと置いて、そのまま何も言わずに消えてしまう“謎の男”みたいだった。」
( 村上春樹 著 「ポートレイト・イン・ジャズ」より抜粋 )
追記Ⅱ ( 奇妙な味わい )
2018/5/29 8:51 by さくらんぼ
たまたまですが、私は「吹替え」で観ました。
と言いますか、この映画はアニメの親戚ですから、どちらにしても声優さんですね。ただ、英語か日本語かの違いだけ。
ちなみに、吹替えでも、ときおり英語が挿入され、字幕が出ることもありました。
少年の、たどたどしい日本語が良いですね。なんか、舌っ足らずで味わいがあります。
そしてドッグたちの真剣なまなざし。
犬好きにはたまらないです。
追記Ⅲ ( 鼻を利かせろ )
2018/5/29 9:13 by さくらんぼ
「集団ヒステリー」と言いますか、大災害が起こると、不安がピークに達し、デマが生まれ、パニックになったり、人命にかかわる事もあります。
又、映画「女神の見えざる手」などにも描かれていましたが、企業や団体、はたまた為政者の中にも、時に裏で情報操作し、意図的に「集団ヒステリー」を作りだして、自分に有利な状況に誘導しようとする者がいるようです。
そんな中、ドッグも人も、「『鼻が利くこと』が、道を誤らないためには必要だ」と、この映画は語っていたようです。
追記Ⅳ ( 得点です )
2018/5/30 8:29 by さくらんぼ
忘れていました。
お花畑が舞台ならともかく、「ゴミ捨て場なのに魅せる」のは、さすがの力量だと思います。
★★★★☆
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)
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