#ネタバレ 映画 「マダムのおかしな晩餐会」

「マダムのおかしな晩餐会」
2016年作品
「外国人労働者」から選ばれる国に
2018/12/4 11:13 by さくらんぼ

（　引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。　）

「シンデレラ」をモチーフとしているのでしょうか。文体もしっとりと、上品な作品でした。

でも、「シンデレラ」とは違い、ハッピーエンドにはならないのですね。

どうも、彼の気持ちが変わってしまったみたいなのです。

しかし、何が決定的な原因なのか、寝てたかもしれない私には「？」でした。

それを除けば、面白い映画です。

★★★★

追記 （ 「外国人労働者」の人権 ）
2018/12/4 11:26 by さくらんぼ

最近、TVでこんな話を聞きました。

「 これから世界中で、外国人労働者の取り合いが始まる。日本は選ばれる国にならなくてはいけない 」。

もしかしたら、この映画「マダムのおかしな晩餐会」は、「裕福なアメリカ人夫婦を『国』に、そこで働くスペイン人のメイドを『外国人労働者』に見立てた話」なのかもしれません。

フランスに暮らす、このアメリカ人家庭には、スペイン人のメイドを（単なる労働力として扱い）人権のある人間としては見ない人たちがいました。

失恋をきっかけに、その事に気づいたヒロインは、自らこのお屋敷を後にするのです。

（ 　最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。）

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