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#ネタバレ 映画「地獄の花園」

「地獄の花園」
2021年製作 102分
2022.11.22

( 引用している他の作品も含め、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)

公開当時、とても期待し、ぜひとも劇場へ行きたかったのですが、コロナ過のバタバタで機会を逃してしまった作品です。

それが先日TV放送されていましたので、大喜びで録画し、観て見ました。

これは、怪獣の替りにOLを使った怪獣映画みたいですね。

そして、「漫画ならこう表現する」的なノリを、躊躇なく、そのまま実写でやってしまった感があります。

ヒロインの永野芽郁さんが普通のOLをしているシーンは普通のドラマですが、それは世を忍ぶ仮の姿でした。

ストーリーから連想するのは、間宮祥太朗さんが主演のTVドラマ「ナンバMG5」です。あの女性版と言っても良いのではないでしょうか。

あちらの完成度がなかなか高いので、それを楽しんだ後にこの映画を観れば、(正直)評価に困る作品ですが、「ナンバMG5」が常識の枠内で手堅くまとめた作品だとしたら、こちらは「常識って何?」的な、前衛作品なのかもしれません。

追記 2022.11.22 ( お借りした画像は )

キーワード「OL」でご縁がありました。さかさ猫も、背景のからし色も良いですね。そして、すなおなセリフも。無加工です。ありがとうございました。

追記Ⅱ 2022.11.22 ( ふと、映画「栄光のル・マン」 )

それから、映画「地獄の花園」の中ほどと、ラストに、印象的な勝負が出て来ます。

そこから見える教訓は、「見る者によって勝者が違う事がある」という事です。

他人から見て勝者でも、自己評価が敗者では、満たされないのではないでしょうか。でも、その逆なら、まだ救いがあります。

ふと、映画「栄光のル・マン」を連想しました。

追記Ⅲ 2022.11.23 ( ホームページより )

「秘密の花園ホームページ」にある、<脚本>バカリズムさんのコメントに、

「もっと非現実的でバカバカしくするために」
「壮大なバカバカしい映画」
「一番バカバカしさに振り切った笑える作品」(抜粋)

などとあるので、「バカバカしさ」を楽しめば良いのだと安心しました。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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