#ネタバレ 映画「ワールド・オブ・ライズ」
「ワールド・オブ・ライズ」
2008年作品
惚れさせれば人は動く
2009/1/10 8:20 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
米国に居たまま24時間体制で中東に派遣されている部下を見守っている上司が大変なのか、
それとも、中東の現場で命の危険を冒しながら仕事をしている部下が大変なのか。
その問題を映画では「惚れる」というキーワードで語っているようでした。
中東では潜入したCIA職員を個人的に好きだという現地の男が出てきました。これモチーフ一片かもしれません。
惚れさせれば人は動くのです。
人にでも、仕事にでも。
だから、この場合、上司も部下も適材適所で仕事をしていたのでしょう。少なくとも部下のほうは中東が大好きなようです。
中東で日本人が、ならず者に捕まってしまう事件が時々起こります。医療活動など一種のボランティアの人たちでも。
だからボランティアは行くなという議論がありますが、現実はともかく、単純にこの映画から言えば、仕事でイヤイヤ行くよりも、惚れた人に中東へ行ってもらったほうが良いのかもしれません。
★★★★
追記 ( ギター )
2016/4/26 6:29 by さくらんぼ
ギターの曲線は豊満な肉体を、
弦の直線は精神性の高さを表し、
キラリ光る糸巻きはイヤリング。
私はゆび先で彼女の心をつま弾く。
世間ではこれを「口説く」と言う。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)
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