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朝比奈一郎(あさひな いちろう)ルーム

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青山社中株式会社、筆頭代表CEO朝比奈一郎のマガジンです。朝比奈の想いや近況、そして毎月発行しているメルマガなどを発信していきます!
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記事一覧

候補者乱立の功罪 〜自民党総裁選などから考える〜

1.企業や学校は何故、社長や校長を選挙で選ばないのか小さい頃、不思議に思ったことがある。…

現代民主主義下の政治の劣化と、分断を超える人材育成

都知事選にみる民主主義へのどうしようもない絶望オリンピックにおける連日の日本選手の活躍の…

パブリック(公共)セクターの憂鬱と希望 ~政治や行政の世界の魅力を増すために~

1.官僚人気の凋落先週、霞が関の採用戦線では山場を迎え、多くの学生たちが、色々な省庁から…

連続と包摂と矜持 ~TVドラマと政治ドラマから考える~

(起)いきなりの変化球な話題で恐縮だが、今シーズンは、何と5つの記憶喪失もの(記憶を短期…

改めて浮かびあがる「語らい」の必要性

0.導入 ~ 現代社会のどうしようもない病理:コミュニケーション不全私だけではないと思う…

いまの日本に必要なのはマネジメント力ではなくリーダーシップ

リーダーシップは「始動力」 4月は入学式や入社式のシーズンです。私はここ数年、この時期に…

幸せってなんだ?時代のムードに流されて「幸せへの道筋」を見失わないために

 人が、肉体的、精神的、そして社会的に満たされて暮らす「ウェルビーイング」(well-being)が重視されるようになっています。  しかし、どうもウェルビーイングを目指すということになると、「働きすぎるのをやめて、バランスよい働き方にする」とか、「ブラックな職場を抜け出す」といった、心身の負担を軽くする方向の取り組みと思われがちです。最近、個人的に懸念しているのは、ウェルビーイングを支持する世論が、あまりに短絡的に、負担軽減という方向に流れ過ぎてはいないか、ということです

プロダクト・アウト的政治とマーケット・イン的政治

「バカヤロウ」 私の心の中での叫びでもなければ、ビートたけしの決め台詞でもない。 85歳の大…

「裏金事件でほとほと愛想が尽きた」と国民に思われている今がむしろチャンス、自民党…

せっかく「派閥解消」で支持率低迷を脱しかけたのに 自民党が裏金問題で大揺れです。世論調査…

ウェルビーイング雑感

1.ウェルビーイング狂騒曲仕事柄、色々な自治体の政策作りなどに関与させて頂いているが、も…

メディアとネットによる過剰なバッシング、叩いて壊した結果なにか残るのか

 自民党を直撃した派閥パーティー券収入のキックバック問題は、岸田文雄総理の岸田派解散とい…

自民党の派閥解体と今後の政治についての一考察 ~チェーン店と個人商店:商店街のア…

0.乾坤一擲の大勝負1月19日(金)15時頃、たまたま某省の大臣で大臣と向き合っていた私は、…

2023年 年末に考える

1.2023年の政治の振り返り2023年が終わろうとしている。 凡庸な、月並な感想にはなるが、ま…

世界では当たり前の「ライドシェア」、日本の反対論者を納得させる方法

深刻なドライバー不足 現在、都市部でも地方でも、ある大きな問題が浮上しています。それは「タクシーがつかまらない問題」です。  都会でも大変なのですが、地方のほうがより深刻と言えるでしょう。観光地では訪れた海外からの観光客を運ぶ手段がない有様ですし、過疎地では高齢者の方々の「生活の足」がない状況です。  原因はタクシーの「ドライバー不足」です。  なぜ全国的にタクシードライバーが不足する事態に陥っているのでしょうか。そこには構造要因とコロナ要因があります。  構造要因は