【エッセイ】ごまかさないで生きていく
ごまかさないで生きていく
そう思えたのは
とある美術館の
学芸員さんのお声を聞いたときです
自分の知識に誇りをもって
作品の説明をするその人からは
仕事に対しての愛を感じました
私はどうでしょうか?
どんなに会社に
「みなさんのやっている仕事はすばらしい」
と言われても
心は感動で震えない
どんなに感謝されたって
言葉が心に入ってこない
とりあえず
いったん逃げる
という措置で今回は美術館へ逃げ込んだ
自分をごまかして生きていくのはやめよう
私の心が求める生き方を
今度こそ始めるのだ