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初級編 その9

「実在世界」をおおう「潜在世界」
その「潜在世界」を
「観念」で包み込むあなたの「皮膚」

「観念」とは「主観」ということです
自分の考えということです

それをもとに
すべてが「主体化」されたとき
「世界」は「自分自身」になります

「自分」を確定したとき、「世界」は確定されます
また
「世界」を確定したとき、「自分」は確定されます

「世界」というものは「自分自身」ということです

では、「観念」の素地は何でしょうか

それは、「意識」というもの

「意識がある」とか
「意識がない」とかの
「意識」のことです

「意識」が無ければ
「実在」も「無」もありません
科学も音楽も文学も数学もありません

ありとあらゆるものを司る「意識」

「意識」が無ければ、何もありません

なのに「意識」は
毎夜、消えて無くなり
お酒を飲んだり、衝撃を受けたりすると
いとも簡単に揺らいでしまうような
とても脆(もろ)いものです

「確定」を行うはずものが
ものすごく不安定であるという事態

これは、どういうことでしょうか
いったい
「意識」とは、何なのでしょうか

これほど脆弱(ぜいじゃく)なものに
すべてを委(ゆだね)てもいいのでしょうか


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