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場に合わせたパーソナルカラーの活かし方

先日、カラーコンサルティングで関わっている議員さんの一般質問を見るために議会の傍聴に行ってきました。

生まれて初めての議場、生まれて初めての傍聴です。

誰でも傍聴できるとはいえ、いつ・何時から・誰が質問するのか、よっぽど関心がある人でないと知る由も無し。

だからなのか誰一人傍聴者はいませんでした。
毎回こんなもんなのでしょうか。

参加してみると、興味深い質問をする議員さんばかりですし、市民の意見を反映した質問もたくさんあって、議員さんに1票を投じる意味を考える機会になりました。

本来の傍聴の目的はここまでなのですが、議会を上から見ていると、皆さんの服の色が嫌でも目に入ってきて。

ついついチェックしてしまいました。

際立った色を着ておられたのは女性議員さん1名のみ。

あとは無難な黒(おそらくダークグレーですが遠目の印象から黒と表記)やダークネイビーのスーツの人ばかりでした。

総勢60名ほどいたのかな。

議員20名は背中しか見えませんでしたが、正面を向いている人たちはネクタイもネイビーなどカラフルさはなく。

目立つような色を着けている人はいません。

議会という厳かな場ですし、ファッションで尖る必要はないですしね。


でも、パーソナルカラー診断をさせていただいた議員さんと市長さんは、ナイス!な装いだったんですよ。

議員さん(女性)は、パーソナルカラーがウィンターで黒がよく似合う方。

黒のジャケットがピリッと決まっていて、服の効果もあるのか髪色も艶々に見えて。

カッコいいし映えていました。


市長さんは、パーソナルカラーがスプリングで明るめの色が似合う方。

ダークカラースーツの面々の中、お1人だけ明るめのグレーのスーツをお召しでした。

ネクタイは赤系と白のレジメンタル柄のようでしたが、遠目に見るとピンクのような優しいトーン。

グレーと淡い暖色の組みあわせが、雰囲気に合っていらっしゃいます。

黒一色で動きのない配色の中、目立ちすぎるでもなく場に合わせてパーソナルカラーを活かされているのを見て、ちょっと感激でした。

診断以降、色のイメージを考えて洋服やネクタイを選んでいるそう。

今回も議会に合わせたコーディネートだったのかもしれません。(そうだとしたら本当にナイス!)

議員さんも市長さんも、パーソナルカラーで浮くこともなく上手くカラーを活かしていらっしゃって、傍聴席から歓声を上げたかったくらいです(笑)

服の色で議会の内容が変わるわけでもないし、何でもいいと言ってしまえばそれまでです。

けれど、場に合わせて色を選ぶ、自分を奮い立たせるために色を使う、そんな小さな配慮ができる方に市政もお願いしたいと思うのは私だけではないはずです。

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