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れいわ新選組・北村イタルのイタラナイ点

2月17日にれいわ新選組より公認された北村イタル。全く存じ上げない人物だったので、記者会見を拝見した。
れいわ新選組ホームページ

私は会社員をしながら、毎朝、満員電車に乗って、会社に通勤して、夜遅くまで働いて、家に帰る、そんな毎日をしています。国会議員のバッチもつけたことがありません。国会議員や政府の、政権の大臣たちが、どれだけ偉いのか私には分かりませんが、サラリーマンの会社員のプライドを持って、この悪しき政策と戦っていかなきゃいけないと、今、決意をしています。
(れいわ新選組 公認候補予定者 発表会見2020年2月17日)

とあった。さらに父親はジャーナリストで「サンデー毎日」や「週刊金曜日」の編集長・北村肇だそうだ。さらに、

人は何のために生きているのか、ようやく分かった。人は誰かを幸せにするために生きている。社会や世界の人々を幸せにできるなら、それに越したことはないが、たった一人でもいい、目の前にいる人を幸せにすることが、人の生きる理由なんだ。そう言い残して、父は亡くなりました。私はその父の想い、この街にはびこっている不条理や貧しさと戦い、この街にいる一人でも多くの人、この国に生きる一人でも多くの人を幸せにするために、この戦いに全力で挑むことを決意しております。
(れいわ新選組 公認候補予定者 発表会見2020年2月17日)

これらを読んで、父が亡くなってから政治家を目指した若者なのだろうと感じた。
が、北村イタル、実は選挙に出馬するのは初めてではない。
2014年衆議院議員総選挙に神奈川18区から維新の党から公認を受け、出馬していた。

毎日新聞候補者アンケートでは、次のように答えている。

道徳を小中学校の授業で教え、子供を評価すること:賛成
カジノの解禁:賛成

山本太郎は道徳教育に反対している。
2019年に北海道根室で開催された会合で、

教育に関して「道徳教育が必要」といっている政治家にどんな道徳があるのか? と思わざるをえない。(中略)道徳よりも過酷な社会に出たときに自分を守ることができる権利をしっかりと学ぶことの方が大事ではないか。(長周新聞2019年9月28日付

とまで言っている。
さらに参議院議員時代、IR推進法案(カジノ法案)に反対していた立場だ。

自民党、公明党の皆さん、なぜ今国会でのカジノ法案成立が必要なんですか。
参議院内閣委員会2018年7月19日

と何度も述べていた。

なぜ山本太郎は、これほどれいわ新選組の政策にもイタラナイ、北村イタルを公認したのだろうか。

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