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大山詣で歌日記

昨日は突然バスに乗りたくなる、大山詣に行ってきました。何でバスに乗りたくなったのか?映画を観て、バス音楽ベスト3とかやっているうちに気分が高まってしまったのです。

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気づいたら伊勢原。昔、従姉妹が伊勢原に住んでいて休みに遊びに行っていたのです。その懐かしかから大山ゆきのバスだったのです。

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初恋の途中下車駅そのバスは君の想いを乗せて足取り軽く
初恋の大山詣雨模様

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着きました。ここまでEMotというお得なフリー電子チケットで来たのだと思っていたが、改札でタッチしていたのでSuicaで支払われていたのを帰ってから気が付きました。なんなんだよ。EMotの使い方がよくわからないのでした。最近こういうのは弱くなったな。詐欺じゃないか?と思っても泣き寝入り。


EMot騙されるのが悪いのか泣き寝入の夜の感傷旅行

まあオレオレ詐欺に引っかかったと思えば安いもんだ。「安物買いの銭失い」(意味が違う?)という諺を再認識する。

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まあ、都心の近場では自然溢れるいいところです。涼しい所なんで、まためげずに行きたい。

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大山ケーブルに乗る時にEMotの画面を見せろと。その時に楽天の電波が届いてないので表示出来なかったのです。Wi-Fiがあるのですが、最初にそれを調べていくべきなのか?電子機器をすべて信じてはいけない。難山の大山詣です。

万葉集でも、「相模嶺(さがむね)の、小峰(をみね)見そくし、忘(わす)れ来る、妹(いも)が名(な)呼(よ)びて、我(あ)を音(ね)し泣(な)くな」と歌われているという。

大山は雨乞いの山我泣くな

実際にはケーブルに乗ったのだが、帰りにどのぐらいの道なのか、女坂の方を下ってみました。ここでは上りをイメージして。

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なんか俳句のような石碑がありましたが読めません。女坂と言えども山道です。初心者は躊躇わずケーブルに乗りましょう。ケーブル駅までの階段が実はけっこう辛い。

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こんな山道なのです。ハイキングコースと思ってはいけない。

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女坂七不思議を読みながら上っていくことになります。そこにあるのは、子宝地蔵とか観音様とか出会いの鐘とか。それを読みながら上がっていく情操教育なんかなあ、と思いました。地蔵が多いのもそんな理由なのかなと思った。男坂の方には何があるんだろう。男根?まあ、還暦過ぎの我々には関係ないのですが。写真は撮ります。

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結ばれぬ恋の道にも女坂立ち止まつつ還暦の我

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ラストは十一面観音。何で?と調べたら

十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経(不空訳)、仏説十一面観世音神咒経、十一面神咒心経(玄奘訳)に説かれている。十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経によれば、10種類の現世での利益(十種勝利)と4種類の来世での果報(四種功徳)をもたらすと言われる。

十種勝利
離諸疾病(病気にかからない)
一切如來攝受(一切の如来に受け入れられる)
任運獲得金銀財寶諸穀麥等(金銀財宝や食物などに不自由しない)
一切怨敵不能沮壞(一切の怨敵から害を受けない)
國王王子在於王宮先言慰問(国王や王子が王宮で慰労してくれる)
不被毒藥蠱毒。寒熱等病皆不著身(毒薬や虫の毒に当たらず、悪寒や発熱等の病状がひどく出ない。)
一切刀杖所不能害(一切の凶器によって害を受けない)
水不能溺(溺死しない)
火不能燒(焼死しない)
不非命中夭(不慮の事故で死なない)
四種功德
臨命終時得見如來(臨終の際に如来とまみえる)
不生於惡趣(悪趣、すなわち地獄・餓鬼・畜生に生まれ変わらない)
不非命終(早死にしない)
從此世界得生極樂國土(今生のあとに極楽浄土に生まれ変わる)

(wikipedia、「十一面観音」)

今見たら頭の部分(10面)が切れてますね。ヤバいのではないか?

願うのは初恋の君と来た道に今も上れず霧雨が降る

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男前な狛犬。

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蛙は何の意味が?

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ここまで来るのも大変でした。ケーブルカーに乗ってきたのですが。さらに頂上が待っていた。

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足元が危ういのでここまで。やっぱ頂上まで上れなかった。

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珍しいものが見れたのでいいか?

あの頃も獅子に成れずに下山したこの世は獅子だけ生き残れ

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旅の疲れの後はやっぱ温泉。


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