短歌レッスン35
電線が十字架のようだった。短歌も義務的になって面白くないんだが最後まで続けよう。最後は薔薇か、100まで。新エディタは今のところ使えこなせていた。
巻頭短歌
寺山短歌が微妙に「うたの日」に影響を与えてしまうと思ったので、今日は前向きの明るめ短歌にしよう。
穂村弘が好きなのは寺山修司の初期短歌だったんだな。この短歌は「燃ゆる頬」に収めれていた。寺山も初期は明るい短歌が多いけど全体的には暗いよな。
模範十首
模範十首は今日も穂村弘『シンジケート』から。今日は明るい短歌を選ぶ。
「マグマ大使」は懐かしワードだけど今はちょっとな。「ゴレンジャー」ぐらいか?
「風の匂いにめを閉じた」はいい。審判で笑い。
三越のライオンか。待っているのか?
音楽用語はクラッシクで。ジャズは禁止。でもそこまで寄り添いたくはないな。
これは諧謔短歌?センスがないと使えない。プロ仕様。
このへんの女性蔑視感。嫌らしくならない程度の保守性。
次の短歌は欲望の現れだが全体の中で見ると虚構だとわかる。単独では出せないな。
稲妻が妻の短歌。空想の世界。
甘栗のあとの「場外馬券場」がいいんだよな。そこまで付き添ってくれる彼女。
ブルドーザーの短歌も好きだ。こういう短歌が目標!
「うたの日」お題
こういう短歌は駄目だと言っているのに。壮大な字余りだし。
これは無理だな。
提出者が駄洒落の世界にハマっているから。
わてのことか?
意味分からんけど、これは恋愛短歌に出来そうな予感がするのだった。
今日は何番がいいかな?一番で勝負するか?お笑い系になってしまうな。ニンニクで美は難しい。ニンニクの花とか?お笑い系は駄目なんだよな。安易すぎる。
徹的に推敲する。これ以上出て来ないな。ニンニクが人肉と聞こえるかが勝負なんだけど、肉食女子の歌だな。実際にジムに通っていたときにニンニクの匂いが強烈な可愛いインストラクターがいたんだよな。それを逆にした短歌なのだ。
投票。
やっぱこういう美意識だよな。フリルのスカートの餃子は上手いと思う。これがトップでしょう。
残念のどんまいだった。もう全然わからん。リズムかな?お笑い系なんでそれほど評価されないと思ったが、どんまいだったとは。トップはイメージ系。
ペペロンチーノが今風。餃子よりイメージ先行。軽やかに巻くでセックスを暗示させている。出来ねーよ、こんな短歌。
そう思っても仕方がないので、今日もレッスンする。リズムだった。横山未来子『はじめてのやさしい短歌づくり』はAmazonで読み放題で読めたのでピックアップした。
リズムはそれぞれ一句切れから切れなし短歌まであるということだ。今日の短歌を見ると。
で二句切れ(会話だけど)と三句切れ 四句切れ 5句切れとバラバラだった。これはリズムが悪い。
トップ短歌は、
ちょっと待てよ、期待されないのは(9音)いいね(3音)で切れる二句切れだけど、これはいいのか?会話だからか?「ペペロンチーノを」も(8音)で、なんだかなあ、イメージだけなんだよな。参考にならん。
これは四句切れ。そこまで一気に読ませて、最後餃子に係る。四句目が8音だけど「スカート」だから許せる?「しとやかに」で一呼吸置くから、四句目も切れてはいないな。「の」が省略されているのだ。一気に読める見事さか?
自分の句も下の句はつながっているな。名詞止めだが「は」の省略。あと思わせぶりなのがいいんだ。出来ているのにな。
トップの人「短歌恋愛同好会」とかの人だった。そういうグループがあるんだ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?