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風天のフルチンチン鳴る風鈴

商店街に風鈴がぶら下がっていた。風鈴の音だけでも涼しく感じられるのか?涼やかな音というのは文化的なものなんだろうか。涼しいは鈴しいから来ているのかな。もともとは魔除けであった風鈴だという。

風天のフルチンチン鳴る風鈴 宿仮

川柳だな。暑くて頭が回らない。昨日暑い町中をぶらぶらして思ったこと。旅に出たほうがいいんじゃないかと。どうせ無職も夏休みも変わらない。夏休みがなんであんなに楽しかったのだろう。それは予定を立てることにあるのではないか?出来もしないけど未来予想図で豊かになった自分を想像する。

青春18きっぷが7月20日から発売される。それまでまた一人旅の予定を立てよう。リュックもボロくなったので買い替えとかスニーカーも新調せねばとか金がかかることばかりだが。貯金があるのだから使おう。一文無しになったらその時に考えればいい。

図書館で、富岡多恵子『隠者はめぐる』、阿部公彦『詩的思考のめざめ』、俵万智『愛する源氏物語』を借りた。『ウェイリー版源氏物語4』は「浮舟」まで読んだ。『アメリカの詩を読む』を少し読んでホイットマンを研究。「シン・現代詩レッスン」に生かしたのだが、なかなか進めない。詩人だと思うのは、自由だからだろうか?

今日の一首

千年の
孤独者なら
旅に出て
人恋する
喪失感を

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