師走を忘れて、レスター・ヤング
レスター・ヤング『The Complete Recordings: 1956-1959 』
今朝は雨模様の一日なので、レスター・ヤングを一日聴いてました。レスター・ヤングが特別に好きなわけでもなく、ただじっくり聴くと晩年の録音なのに確かにいいですね。「 I Didn't Know What Time It Was」なんて、ほんと時さえ忘れる。
レスター・ヤングの魅力は包容力があるサックスで、それでビリー・ホリデイからも一目置かれているジャズ・ミュージシャンなんですが、ゆったりやるバラードとか格別にいいですね。よく歌うし、ズート・シムズとかレスターを手本にしているのが良くわかります。
このアルバムはビッグバンドではなく、コンボでの演奏なので、アドリブもたっぷり聴けます。まあ、せっかちな時期なだけに、こういうゆったりしたジャズを聴くのもいいかもしれないです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?