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弥生3月は、舞姫ケイトから

Kate Bush『The Whole Story』( EMI/1986)

昨日、『シラノ』を観て戦争シーンで思い出して、帰ってから「アーミー・ドリーマー」を聞いた。ケイト・ブッシュの反戦ソングですね。

ケイト・ブッシュはマドンナやレディ・ガ・ガの先駆的な女性アーティストの先駆けでミュージシャンというより、舞台設定から演出まで手掛けるアーティストというのが相応しい。歌だけでなくダンスもパントマイムも手掛けるリンゼイ・ケンプに習っており本格的(デヴィッド・ボウイのダンスの師匠でもある)。

ケイト・ブッシュが日本に紹介されたのは世界歌謡祭で来日した1978年でその頃はアイドルとしてファースト・アルバムのタイトルが『天使と小悪魔』というものでした。ジャケットもケイト・ブッシュのバストアップの写真でそのアルバムを購入したときにポスターも付いてきたので部屋に貼っていました。今はジャケットが変わってますね。

80年代になるとミュージック・ビデオ(MV)がテレビでも流されそれ専用の音楽番組が出来たことからミュージシャンもアーティスティックな映画的作品も出てくる。その中でも傑作MVを残しているのがケイト・ブッシュです。中でも「Cloudbusting」のクオリティは凄い!



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