マガジンのカバー画像

シン・俳句レッスン

132
俳句研究、自由律作成
運営しているクリエイター

#川名大

シン・俳句レッスン117

花水木 花水木というと俳句よりも一青窈の歌だった。 「袖拭く」は涙というのは古典和歌の常…

やどかり
2か月前
7

シン・俳句レッスン116

鯉のぼり ラブホテルと鯉のぼりの二物衝動はあり得ないのか、結果としては有り得るのかもしれ…

やどかり
2か月前
9

シン・俳句レッスン110

スキマ植物 以前スキマ植物の本を読んで、スキマ植物の歌を詠みたいと思っていた。今日の一句…

やどかり
2か月前
10

シン・俳句レッスン108

切株 「切株」は季語ではないが、富澤赤黄男の名句があった。 今朝の一句。 字余り過ぎか?…

やどかり
3か月前
9

シン・俳句レッスン107

菜の花 俳句ではありきたりの季語かな。 これを越える名句はあるのかな? これも斬新だな。…

やどかり
3か月前
13

シン・俳句レッスン106

蕁麻疹 流石に蕁麻疹の俳句はないだろうと検索したらあった。麻疹で季語辞典にも載っていると…

やどかり
3か月前
10

シン・俳句レッスン105

春の雨 昨日の句から。 まだ穀雨には早いから「雨水」にしたんだよな。春の雨でもいいんだが、ありきたりかなと思ってしまった。 今日の目標句。芭蕉はやっぱ上手いな。起こされた時に春の雨の音を感じたのだろうか。「無精さや」から始めるのか? やの音韻。 二日目 句会の醍醐味 小林恭二『俳句という遊び──句会の空間』から「二日目 句会の醍醐味」。 「自由詠」 太宰治の『富嶽百景』の舞台となった峠茶屋が舞台。あまりにも有名すぎて銭湯の絵と揶揄される風景を俳人たちはどう詠む

シン・俳句レッスン103

蕗の薹 毒があるからそのままでは食べられないのだ。最近どんな植物にも毒があることを知った…

やどかり
3か月前
8

シン・俳句レッスン102

河津桜 桜の風景も変わっていくのだった。西行の頃の桜と言えば江戸時代に開発されたソメイヨ…

やどかり
3か月前
17

シン・俳句レッスン41

彼岸花。彼岸もとうに過ぎてはいるが。 俳句とは何か 坪内稔典『現代俳句入門』から。口承の…

やどかり
8か月前
14

シン・俳句レッスン39

この朝顔はアメリカアサガオでアサガオと名が付くが、外来種の帰化植物だった。うらぶれたとこ…

やどかり
9か月前
6

シン・俳句レッスン36

赤とんぼ。「赤とんぼ」と言うとあのねのねの歌を思い出してしまいなんとなく間抜けな感じがす…

やどかり
9か月前
10

シン・俳句レッスン36

芙蓉。季語は秋だけれども中上健次の小説に夏芙蓉が盛んに出てくる。調べてもどんな花かはわか…

やどかり
9か月前
7

シン・俳句レッスン29

今日の一句料理シリーズ。昨夜は夕飯食べずに寝て、今日のモーニングだった。トーストと味噌汁、目玉焼きぐらいしかなかった。ちなみに卵二つで目玉焼きだよな。一つ目は縁起悪いから「サニーサイドアップ」と呼ぶ。確かそんな曲があったはず。 高屋窓秋(たかや そうしゅう) 川名大先生によると高屋窓秋から俳句が変わった。それ以前にも変化はあったのだが、決定的にそれまでの句とは違っていた。テーマ主義。一定のテーマを明らかにして俳句を詠む。第一句集「白い夏野」だ。 白だろうな。自分もテーマ