見出し画像

前書き たぶん、きっとそう。

こんにちは! ikeariです。続くか続かないかは分からないけれど、この度エッセイを書いてみようかな、と思い。早速書き始めます。

なぜ、エッセイなのか。
それは、圧倒的憧れがあったからです。出会いは、高校1年生。多感な頃ですね。中学生時代に、学校にあるファンタジーの本を全巻読みつくし、『電撃文庫』が大好きで、とにかく不思議ストーリー♡ラブだった私が、初めて買ったエッセイ。それが、『リリー・フランキー』さんの『美女と野球』。ちなみに、本のタイトルは「『リリー・フランキー』さんの好きなもの」を並べたそうですよ。
いや、もう衝撃を受けました。私自身が当時むっつりスケベだったこともありますが(今はザ★オープン)、とにかく笑いまくりました。そして、『リリー・フランキー』さんの「考え方が好き」だと感じました。
多分、それからなのかもしれない。私の恋愛の好みに「人間味がある人」がランクインしたのは。

ぶっちゃけ、本の内容にそんなに影響は受けてないです。本に出てくるような特殊な人生をまだ歩めていないし、特殊な人にもそんなに会うこともなく、学びになるかと言われれば、人生の参考には全くなりませんでした。笑
でも、とにかく「この本大好き!」って思いました。

そして、今。「私も、そうなってみたいな。」って思ってます。31歳になり、15年前の経験が夢になったわけです。人生って本当わけわからんねぇ。

で、で!「じゃぁ私は何が書きたいか」というと。ず~っと伝えたくて、聞きたいことがあるんですよ。

「なんでみんなそんなに自信ないの?!!!」

本当、ナゾでしかない。今まで自分を生きてきて、辛かったことも悲しかったことも、嬉しかったことも、ぜ~んぶ、今の自分になるために必要で、今の自分が作られてきて。それを乗り越えてきた「今」があって、なんで自信がないの?

そりゃぁ、自信がない「瞬間」は誰にだってある。その「瞬間」が短くて数分、長くて数年あっても良いと思う。

でも、「一生」は長すぎでしょう。「自信ある」と「自信ない」を一生で比べたとき、「自信ある」が圧勝。そうなったとき、「我が生涯に一片の悔いなし!!」って死ねるのではないかな、と。

ふざけるしだらけるし、遊ぶし休むし、さぼるし寝る。でも、どれだけダラダラしてても、私は私が大好き。何かを生み出さなくても、何か特別なことをしてなくても、それでも毎日を生きて、色々なことを感じて、受け入れられる。成したいことはたくさんある、まだ何も成してない現状がある。でも、"そんな自分"でも大好きなんです。そう思えるだけで、毎日がわりと幸せに過ごせるもんです。

勘違いして欲しくないのは、満足は一切してません!「2億作って、やりたい仕事オンリーにしてやんねんキィエェ~~!!」とかはもう1時間ごとくらいに思います。でも、そんな自分も好きなんですよ。いいじゃない、自分大好き。万歳。

それでですね。「じゃぁ何を伝えたら、自分のことを好きになってもらったり、自信が持てるきっかけになるんだろう?」って考えたわけです。私が自分のことを好きなのは、今、生きているからです。

大っ嫌いな人も、クソみたいな会社の経験もありましたけど、それを乗り越えて今生きている自分が誇らしい。それは、多分、その大っ嫌いな人との出会いも、クソみたいな会社の経験も、全部今の自分を作っていて、そこから学んだことが爪の間に入っているカスほどにはあるからです。

当時大っ嫌いな人は、今でも嫌いです。クソみたいな会社は、今でも「会社潰れろ」って思います。でも、そこで積み重ねたのは、「私の経験」。それは、大切で必要なもの。

なので、私の経験のひとつひとつを書いて、それが後の人生でどう繋がったのか。それを知ることで、「あのときのあれは『今の自分』のこれに役に立ったのかも」という考え方の参考になればな、と思いました。
そうやって、自分自身を見つめて、たくさんの経験であふれている自分自身を知れば。たくさんの経験が、今の自分を作っていて、自分自身が何を好きで、何が大切で、辛いこともあって、それでも今生きてこれたことを知れば。

なんか、ありません?ぱっと見怖い人でも、中身を知れば「なんか人間として好き」ってなるやつ。人間って、知れば知るほど好きになれるんですよ。
赤の他人でも、ちょっと話して「頑張ってるじゃん」って思ったら、好意が湧いて応援したくなるもんです。

だから、ぜひ、ね! 私のクソみたいな笑い話を見て、それでもそこから学んで招いた「いいこと」を知って、「自分もそうかも!」って思って、自分自身を知って。ほんの、ちょっとずつでもいいから、自分自身のこと、好きになってみてください。たぶん、きっと、あなたはもっと、あなたのことを好きになりますよ。

この記事が参加している募集

私は私のここがすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?