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この浜辺でキミを待つ。

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カウントダウン式連載小説。 見知らぬ浜辺で目が覚めた少女の物語。 機能停止まであとXX日。
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記事一覧

この浜辺でキミを待つ。【1日目】

あらすじ1日目 シロが目覚めたのは砂の上であった。  頭上には青空が広がり、太陽が燦々と射…

蒼月海里
4か月前
46

この浜辺でキミを待つ。【2日目】

 シロが目覚めると、すっかり日が昇っていた。  カーテンのすき間から射す朝日は眩しい。  …

蒼月海里
4か月前
34

この浜辺でキミを待つ。【3日目】

 翌日、シロは港を目指すことにした。  アクアを引き連れて砂浜を往く。シロの足跡とアクア…

蒼月海里
4か月前
22

この浜辺でキミを待つ。【4日目】

 雨が通り過ぎた翌朝、海岸はいつもよりもキラキラと輝いているように見えた。  シロはヤシ…

蒼月海里
4か月前
22

この浜辺でキミを待つ。【5日目】

 翌朝も、空はどんよりと曇っていた。  雨は止んでいたので、シロはホテルから飛び出した。 …

蒼月海里
4か月前
16

この浜辺でキミを待つ。【6日目】

 元のコテージに戻るのはひと手間ということで、シロはアクアとともに港のホテルに泊まった。…

蒼月海里
4か月前
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この浜辺でキミを待つ。【7日目】

 町の片づけをしていたら、いつの間にか夜になっていた。  没頭しすぎていたらしい。シロは懐中電灯を手にして、すっかり綺麗になった大通りを見渡す。「これでよし、と」 「お陰サマで町はキレイになりマシタ。ご協力感謝しマス」  アクアは器用に頭部を下げる。電子的な声も心なしか嬉しそうだ。そんな様子を見ると、シロもまたココロの中が温かくなる。 「戻ろうか。すっかり遅くなっちゃったし」 「今日もホテルに行くのデスカ?」 「うん。ここからコテージは遠いし」 「アノ場所はお掃除のし甲斐が

この浜辺でキミを待つ。【8日目】

 シロは海岸線を歩いていた。  行きは二つだった足跡だが、帰りは一つだった。  アクアのつ…

蒼月海里
4か月前
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この浜辺でキミを待つ。【9日目】

 翌日は快晴だった。  雲一つない青空で、開けた窓から入り込む潮風は爽やかであった。  日…

蒼月海里
4か月前
16

この浜辺でキミを待つ。【10日目】

 声の主は『ハカセ』といった。  ハカセは明日、シロが目覚めた浜にやってくるという。  …

蒼月海里
3か月前
20

この浜辺でキミを待つ。【11日目】

 燦々と降り注ぐ太陽の光が、シロの視界を照らした。 「うう……」 「目が覚めたか。再起動…

蒼月海里
3か月前
22