6月11日「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング で遊んだよ」
すごいですね。任天堂の本気を感じます。
スタートすると、人型のロボットが一体現れます。頭の上には、「スマブラ」でありそうな動く足場。高い位置の足場には、リンゴが一個、置いてあります。
なんの説明もありませんが、「あ、このリンゴ、ジャンプしたら取れそうだな」みたいな感想を抱いたら、もうこのソフトの術中にはまっています。
画面には「左スティックで移動、Bボタンでジャンプ」と書いてあります。左スティックをぐりっとしてみると確かにロボットがバタバタと走り回ります。なるほど。足場に駆け寄ってジャンプすれば届きそうです。
ボタンを押しても、ジャンプしません。なんで? 何度かボタンを押して、ちょっとストレスがたまってきたところで、画面に黒い点のようなキャラクターが現れます。
「ごめんなさい、実はこのゲーム、作りかけなんです!」
「ゲームの裏側」の画面に入ると、ノードンというキャラクターを組み合わせてゲームができているんだ、ということを教えてくれます。
ボタンのノードンから出る信号を、ヒトのノードンの動きになるようにつなぎあわせれば、左右に動いたり、ジャンプしたりさせることができるようになります。
ノードンはノードの擬人化で、擬人化じたいはよくあることだと思いますが、それぞれのキャラクター付けが見事です。
タイマーノードンは時間に厳格で、 エフェクトノードンは派手なことが大好き。みんな、自分の役割に誇りをもっている感じがステキです。
じっくりたっぷりのナビつきレッスンは、ゲームをゼロから完成まで作り上げる本格的なレッスンです。何も指示しなければどういう動きになるか、これを思い通りの動きにするには、どこを変えればいいか、じっくりやります。これだけで結構時間がかかります。
ミニゲームとはいえ、バラエティに富んだゲームを7種類も作るというのは、たとえ手取り足取りとは言え、これはじめてプログラミングをする人にとっては、ものすごい経験になるのでは? と思いました。はぐれメタルを7匹倒すようなものですよ、これ……!
「チェックポイント」という腕試しもいいですね。どこを改造すればリンゴが取れるか? というプログラミングパズルになっています。ヒトの動きを変えたり、足場のふるまいを変えたり、リンゴを押し出したり、転がしたり、ヒトを押してリンゴにぶつけたり、これまでの学びと発想が問われます。
ナビどおりに作るだけでなくて、自分で好きにつくるモードもあるし、作ったゲームは配信することもできるようです。
どんどん先に進みたいのですがさっき3つ目のゲームをテストプレイしながら、プレイしながら完全に寝てしまい、ちょっと体力の限界まで遊び過ぎたようです……
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