5月25日「Minecraft:インベントリ」
"Inventory" は「在庫」という意味の英単語です。
倉庫に置きっぱなしで何が何個あるのかわからない、みたいな在庫ではなく、
「棚卸資産」「財産目録」のようなきっちり確認済みの物品や目録のことを指す、かなり専門的な単語だといいます。
日常的に使われる単語ではないということで、英検では準1級、大学レベルの英単語だということなのですが……
なぜかゲームの世界ではやたらと頻出単語です。
日本語で「もちもの」とか「アイテム」とか言われる一覧画面は、まずまちがいなく英語では"Inventory"と呼ばれています。
私も、ゲームで覚えてしまった単語のひとつです。
マインクラフトでも、プレイヤーが持ってるアイテムの一覧が表示されるポップアップのことを「インベントリ」と呼んでいます。
4つの防具スロット、
左手に装備するものをセットできるオフハンドスロット、
27個の持ち物スロット、
9個のホットバースロット
があり、最大41種のアイテムを同時に持つことができます。
建築系のアイテムはたいてい64個をまとめて1つのスロットに入れて持ち運ぶことができるので、20スロットぶんだとだいたい1280立方メートルもの量になります。
54個のスロットがあるラージチェストいっぱいに詰まったアイテムは、3,456立方メートルもの量になります。
現実とはかかる労力がまったく違うとは言え、よくもまあ、そんな量のブロックを掘り出したものだと思います。
世界からそれだけの量のブロックが削り取られて穴が空いたのですから。
再生可能な資源ということになっていて、育成させると無限に手に入る木材のようなブロックもあれば、
地面を穴だらけにして掘りださないと手に入らないダイヤモンド鉱石のようなブロックもある、
そのあたりの価値の違いを持たせているのが、楽に木を育てられないかな、とか楽に地中を探せないかな、とか試行錯誤するモチベーションになっているのが
うまくできてるなあ、と思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?