見出し画像

なりとも大人の修学旅行-台湾-

台湾に行くことにしました。

「台湾に行ってみたい」と話したら
「ともちゃん、行けるよ、行こう」と言ってくれて。
勢いでパスポートを取り、周りに相談して、家族に頼み込んで、
3泊4日、日本を離れて、
友人のなりちゃんと一緒に台湾に行くことにしました。

登場人物 
一緒に行った友人なりちゃん、(なりとともの旅だからなりとも)
なりちゃんの友人で翻訳家のコウさん(日本語すごい)、
台湾に30年以上住んでいる杉山さん(語学やお茶の知識がすごい)、
初台湾でドキドキしている私

台湾旅一日目

3:30起床
4:25国立駅から羽田空港へ高速バスに乗る
5:30なりと合流
5:50空港チェックイン
空いてたのですぐに搭乗口まで進んだ
6:15搭乗口の手前でうどんを食べる


7:55飛行機離陸
寝てたので覚えてない
8:48機内食
チキンライス/ハンバーグ ←
なりちゃんと映画とっとちゃんを同時上映して感動


10:25(台湾時間 時差は1時間)飛行機着陸
着陸に時間がかかった
空港の上で幾分か旋回した
松山空港は軍用と兼ねているので撮影ができないことをアナウンスで知る
空港内で換金する
知らないお金、実感のない価値ある紙と貨幣を財布に入れる

10:30空港から地下鉄MRTへ
ユウユウカード(PASUMOみたいなもの)を購入
機械の前で手こずっていたら駅の人が買い方を教えてくれた
行き先を伝えたらその分のチャージもしてもらった

11:00西門駅
原宿みたいな街並み 鮮やかで音が多い
レインボーの道がある(フォトスポットっぽい)
お店からは日本語の広告アナウンスも聞こえてくる
ゴミ箱があらゆる場所に置いてある
古い建物が多いけど、ゴミが落ちていない
歩道のほとんどが店側建物2階のせり出した部分で覆われているので
日差しを気にせず散策できる
横断歩道も秒数が出るので待ちやすい
建物の多くが一階が店、二階以上が居住
ベランダには柵が付いているものが多く、間から植物が見える
植木鉢文化とかあるのかな


11:30町記憶旅館到着
町記憶旅館(Cho hotel)が3泊お世話になるホテル
チェックインしてホテルに大きい荷物を預けて出かける
街を歩くと防空避難や、ジェンダーの張り紙が目に入る
レインボーフラッグを掲げるお店もちらほら
(コウさんに、この辺りはそういうお店が多いと後ほど聞いた)


13:00西門→龍山寺へ
MRTは自転車も乗せられるらしい


電車内、とにかく広告が少ない
圧がない
唯一くらい目についた広告は
駅構内の大きなサガミ(コンドーム)の広告
とても大切なことだと思う
こういう形で身体的な幸福を大切にしていることが目に見える体験は少ない
現地の人にとってはこの広告はどうなんだろう
聞いてみたい


コウさんと待ち合わせするのに出入り口を間違えた
反対口に行きたいと駅員さんに伝えるとコインを渡してくれた
MRTの切符は全部この形らしい
ゴミが出ないね
入る時はタッチ、反対の改札に行って出る時は回収される(貯金箱みたいな)
晴雨兼用傘のレンタルスポットが駅の出口各所にある


13:30コウさんと初対面
なりちゃんに紹介してもらう
5年前になりちゃんが台湾で宿泊したホテルの当時オーナーをしていた方で
日本と台湾を行き来しながら翻訳を仕事にしているコウさん
昼までの仕事を終えて来てくれた


龍山寺駅を出るとすぐに日本時代の建物が残っている
普段は見ることができるらしい(休館だったので見れず)
昼ごはんを食べにお粥屋さんへ案内してもらう
おすすめの鶏肉揚げ焼?と旬のタケノコ、お粥三つ
タケノコは夏限定、絶対食べた方がいいとのこと
醤油味もあるが現地はマヨネーズで食べるらしい、ので、マヨネーズで注文


14:00龍山寺へ
廟参りのやり方を教えてもらう
迷いを頭で聞いて2つのパーツを放る
片方が表、片方が裏になったら「肯定」
両方とも同じ面だと「否定」
くじ引きを引いていいですか?と聞いてみたが私は否定、なりちゃんは肯定
なりちゃんが引いたくじは上上(大吉的な意味)だった
私が引いたら何が出たんだろう、ちょっと怖い
お祈りするときは名前、年齢、住所を伝えてからお祈りして三礼
龍の門から入り虎の門からでる
中には神様ごとに祀られているのでお祈りの回数がすごく多い
神様ごと分野が違うのでお願い事もそれぞれ
勉学、商売、子宝などなど
「でもちゃんとみんなにお参りする 誰か抜かすと失礼でしょ」
とコウさんが教えてくれた


15:00MRTで龍山寺→忠考復興
更にバスに乗り換えて九份の更に奥の山へ行くことに
私となりちゃんは朝早く起き、コウさんも12:00まで翻訳の仕事で疲れてるので、
みんなでバスでおやすみ


17:00瓜山小学校のバス停で降りる
バスの運転が長くて荒くて笑った
通り過ぎた九份は観光客が沢山いた
店先にカオナシがチラホラ見えた
コウさんが、本当は千と千尋の舞台じゃないと言っていて驚いた


17:15国際終戦平和記念園に行く
金瓜石(昔金や銅が採れる山で有名になった)
ここは日本人が捕虜した人たちを連れてきて強制労働をさせていた場所
記念碑の名前にある捕虜の中にはイギリス人やアメリカ人も多い
日本が何をしてきたか、全然知らないと実感した
されてきたことは沢山聞いた気がするけど

17:30さらに奥(海側)に向かって歩きだす
山道の、現地の人も歩かないうねった車道を3人でわちゃわちゃ歩く
奥に見える岩山と海と、海の手前の街並みがきれい
奥の山との間は川が流れている
途中、通り過ぎたバイクの前に乗ってた女の子に変な目で見られる
「こんなところ歩いてる人いないもんねー」とコウさん
町の入り口に入ると川が茶色い
製鉄の名残らしい
海にもまだ汚染物質が残っているらしく、海町だけど漁業は盛んではないらしい
きれいに見えるのがなんだか虚しい
後ろからゴミ収集車が来た
橋で喋っていた女性たちが、家から持ってきたらしいゴミ袋を収集車の後ろへ入れる
更に後ろからリサイクル車もきて、同じように資源ごみを放って入れていた
台湾のごみ収集は夕方に音楽を鳴らして来るのが一般的らしい


猫がいる
猫注意の看板もある
良い町だ
町の奥の山肌にライトアップされた廃墟が並んでいる
そこが製鉄所だったらしい
今は遺産として守られ、毎晩照らされている
毒ガスを排出する設備などは動かしているため近づけない
段々畑のように聳えている

全然逃げない、きれいな子


18:20帰路を探す
海にだいぶ近づいてきた
猫を見つけたり犬に怖がったりしながら下に降りれる道を探す
みんなでGooglemap頼り
だいぶ日も暮れてきた
同じくらいの時、雨がざあっと降りバス停の屋根下に駆け込む
が、そこで今日の分のバスが無いことに気づく
ちょっと焦って調べてみると、更に下った大通りのバス停まで行けば帰れそう
ちょうど雨も弱まったので夜道を下のバス停まで歩く
湿度が高くて気温も高い

コウさんが撮ってくれた犬と私


バスが来るとわかってホッとした


18:40バス乗車
鉄道に乗り換えて帰る
20:30台北駅
駅での別れ際、コウさんが明後日も案内しようかと言ってくれてご機嫌で別れる


ヘトヘトの大冒険、楽しかったとヘロヘロに話しながらホテルに向かう

21:00西門に着いて夜ご飯
ホテルのそばのお店で私はきしめん、なりちゃんはビーフンをたべる
雨と冷房で冷え、歩き疲れた身体に魚出汁のスープは最高だった
さっぱりした味に添えられた魯肉がしょっぱくて美味しい
その後ユニクロに行って安売りのズボンを買った(履いてたズボンが雨で濡れた)
22:00に部屋に入りシャワーを浴び就寝
翌日に家族と日本時間の7:10(台湾の6:10)に電話する約束をして寝た

24,000歩



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?