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勇気づけで話を聴いてみよう

久しぶりにどっぷり

アドラー心理学のこと書きます


よくカウンセリングなどでは

傾聴、共感をして聞きましょう

とあります

いったいどういうものなのでしょうか・・・


私の講座では「反映的に聴こう」ということをお伝えしていて、

この聴き方自体が アドラー特有の考えであります。

そして ”勇気づけ” のひとつです


ロールプレイを入れながらお伝えしているのですが

なんとなく理解はできるけど

ライブになった途端

反映的に聴くことが難しいです!

と嘆かれることが多いです



実は、私もアドラーを学びだした頃は失敗だらけでした💦

自分でいうのもなんですが、私はやりだすと

とことんやりたくなる性分なので

反映的に聴くことを

仕事でも家庭でもチャレンジし続けました


そしてセミナーで失敗を発表し

いろいろな視点からのアドバイスを頂き

フィードバックをかけることにより

だいぶ板についてきた?

と思うことが多くなりました



「反映的に聴く」ことができている目安は何か?


それは、相手が心を開き、

その人の心の奥の感情・気持ちを

(根掘り葉掘り聞きだすのではなく)

自らがホンネを語ってくれていて

自己解決のほうに進もうとする勇気がついていたら

けっこうイケてる、かなりイケてると思います(笑)



といってもこの場合は?あの場合は?と

色々な場面があるでしょう?

っと質問がでてくるので


私が日々やっていることを少し

書かせていただこうと思います(^^♪




situation 1

ぎりぎり登校を日々している息子(中3)が母に

息子「〇〇先生(部活の顧問)がいつも前(校門)に立っていて

ぎりぎりに学校にいくと、俺だけにちゃんとしろ!といって

きよる(怒)」



☆あるある回答は

母「あんたの為に、よかれと思っていってくれるんやから!」

「そんなに、言われるのが嫌なら早くいけばいいやん」



☆反映的(勇気づけ)で聴くと・・・


母「そうか、めっちゃ怒ってるんか・・・」


この言葉かけで

子どものその後の話や行動は変わってきます



☆あるある回答の場合は

「もう、いいわ!」と怒ってどこかにいってしまい、

話して損したぐらいに息子は思っていることでしょう


しかし

後者の返事をすると・・・


息子

「そうやねん、他の部活じゃない子には何にも言わないし、ほんまに嫌や、特に部活の中でも、できる奴には同じことしてても、なんも言わへんし、ほんま(顧問)あいつ終わってる」

などと、さらに掘り下げて話をしてくれます

母「そうか、かなり理不尽に怒りをもってるんか」

息子「うん」(話してちょっとすっきりした様子)

その後の息子は?いわれるのが嫌なので

遅れないように登校するようになりました


この勇気づけの聴き方は

うまくいくと

話した方も聞いたほうも、


お互いとってもすっきりします


反映的に聴いてるつもりでも

反発がすごいあれば

あるある回答の要素が

入ってることが多いです


しかし、この聴き方は慣れるまで時間が少し要します

くじけず、あきらめず、長い目をもって

何度もトライして欲しいと

私は願っています


そう、講座を受けた方は少し思いだして

再度チャレンジしてくださいね!


まだ講座を受けてない方も

ヒントにして頂き

日々の人(子ども)とのコミニケーションに

使ってみてください♡


やってるつもりでも

何か違和感があるときは

相手の領域に入っていて

領域侵害をおかしているよ

というサインだと思ってください



自分を責めず、お稽古と思って

チャレンジのみです!

(お休みもたまにはどうぞ)



今日も読んでいただき

ありがとうございました☆


ゆうゆう


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