奨学金ネタの種はつきまじー認知の歪みが炸裂する女様の奨学金記事にふるえる

 東北地方出身の松尾さん。実家は世帯年収600万円~700万円程度で、父親はごく普通の会社員だったそうだ。「決して家が貧しかったわけではありませんし、習い事を制限されることもありませんでした。洋服も自由に買ってくれましたが、それでも裕福というほどでもなかったです」

東京都の平均世帯年収ほど稼いでいる。中央値はもっと低い。裕福なほうだ。

厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況」によると、1世帯あたりの平均所得金額は552万円であり、中央値は437万円です。所得金額階級別に相対度を見ると、もっとも多いのが「200~300万円未満」の13.6%であることが分かりました。

ここから認知が歪んでる

通っていた高校は公立の進学校。地元の国立大学に行くクラスメイトが多かったが、松尾さんは塾にも通わずに独学で都内の有名国立大学に一発合格を果たす。

都内の国立大という書き方から、東大は消える。医科歯科も消える、芸大もない。

お茶、一工、学芸、電通、農工、外語、海洋。

「母は芸術系の仕事をしていたので、芸大には詳しいんですけれど、一般大学にはあまり興味がないようでした。だから、子どものときから『勉強しなさい』と言われることもなくて。父も放任主義だったので、『自分が希望する大学に行けばいい』というスタンスでした。正直、2人とも私が合格した大学の難易度をわかっていなかったのだと思います。

この年収で一橋を知らない会社員というのもなかなか考えがたい気はする。

 「学費は両親が、家賃は兄が払ってくれていたので、それ以外の生活費を奨学金とバイト代でまかなっていました。大学4年間の奨学金の貸与額は384万円です。ただ、返還額になると利子がついてくるわけで、貸与奨学金返還確認票では貸与利率の上限である3.0%で計算され、20年では返還総額予定額は516万円と記載されていました。利子が大きくて、初めて見た時はびっくりしましたね」

実際の利子は0.いくらなのに。ミスリードだろう。

前述のように、ハードモードな生い立ちの人が登場する本連載。彼らの多くはバイト漬けになる。そういう意味では、学費と家賃を払わなくてもよい松尾さんは、そこまで働かなくてもよさそうに思えるが、「短期含め、当時は20以上バイトをしていました」と振り返る。 「だって普通に友達と遊んでいたら、つねにギリギリになるんですよ。金銭的に楽だと思ったことは一回もないです。あと、私は読書が好きで、自分の専攻の本をよく読んでいたのですね。ただ、学術書は一冊5000円~6000円もすることがザラです。翻訳されていない海外の原著になると、もっと高くなります。もちろん、大学図書館で借りればよいのですが、私は直接本に書き込まないと頭に入らないタイプだったので、古本でもいいから自分の物を手に持ちたかったんですよね」

楽しい大学ライフを送るための前借りに月8万。それにバイトで月15万くらい使う優雅な人生。

 「勉強していることが楽しかったので、親からの扶養が2年延びるということが家族として許容されるのであれば、大学院に行きたいなと思っていました。経済的に許してもらえないかなと思っていたのですが、両親からは『行くと思っていたよ』とあっさり許されました」

この書き方から理系は消える。理系なら行きたいなにならないし、上にある楽しい暮らしは難しい。

一橋、お茶、学芸、外語のどれか。

「手っ取り早く返せるか」でコンサル会社に就職さて、奨学金の返済にこの先、20年もかけると、どんどん利子がついてしまう可能性があるため(今は低金利だが、実際、将来どうなるかはわからない)、松尾さんは就職先を、「奨学金をいかに手っ取り早く返せるか」で決める。「いろいろと自己実現する前に、まずは奨学金を返すことから始めようと思っていました。そこで、初任給の高いコンサルティング会社に入ることにしました。

お茶か一橋になる。学芸外語からコンサルにサクッと入るのは難しい。しかも院進んでからでは。

また奨学金利息は3%のキャップがある。

基本月額に係る利率:「利率固定方式」または「利率見直し方式」に従って算定します(どちらも年3.0%が上限です)。

利子がどんどんついたとしてもむしろその場合インフレしてるので借金は減る。

 「社会人になってから奨学金返済の圧力がかかり始めたというよりも、私の場合は借りている最中から奨学金返済が悩みの種になっていました。ちょっとでも気を抜いたらこの競争から脱落してしまうというか、すぐ隣には『貧困という悪魔が口を開けている』という危機感がありました。そこには、私が女性というのも影響していたと思います。仕事上でも、新人ということよりも女性ということで舐められがちだったし、ハードワークなので身体を壊す可能性もありましたし、実際、在職中は体調不良になったことも。また、結婚し、妊娠したら長期で働けなくなりますよね。その間の返済はどうなるのかという問題がある。おまけに実家も遠いですし、自分で何とかするしかないので、やっぱり焦りというか怖さがありますね。決して立ち止まれないんです」

若いキラキラした人生のピークに楽しく遊ぶのに使った金が悩みの種になったとしても自己責任では。また妊娠出産の場合返済猶予がある。

この人は検索をしないらしい。コンサルよくやれんな。

仕事と返済は順調でも、つねにプレッシャーに押し潰されそうだった松尾さん。その後、新卒入社した会社を3年半ほどで退職。ベンチャー企業での勤務や個人事業主を経験しつつ、学部分の奨学金を返し終えた頃、「やりたいこと」を仕事にしようという気持ちになり、教育系の企業に就職することになった。「返済が終わったことで、改めて自分がやりたいことを、給料抜きにして考える余裕が生まれたんです。そこで、学生時代に私が専攻していたことが活きる仕事を見つけることができました。

御茶ノ水の文教かな?

 給料はコンサル時代よりも月に10万円以上減りました。でも、今は毎月大きな返済があるわけでもないので、問題なく働けています。自己実現は、奨学金を返したあとでないとできませんでした」

スーパー楽しい大学生活と好きなお勉強するために借りたのだから自己実現はあとにしてもなにもおかしくはないとおもう。

だけど、『気を抜いたら死ぬ』という生活があまりにも長すぎたので、

もともとの性格では?気を抜いたら死ぬってお前サバンナでも言えんの?案件。

 「『自分のやりたいことをやるため』なので、500万円という奨学金は私には必要な金額だったと思います。実家の家計を考慮すると、奨学金がなかったら大学には行けなかったと思いますしね。

学費は親が出してたよね?しかも院まで。東北の国立自宅から通えば普通に大学行けるよね?

返済の苦労や不安を次世代に残すべきなのかというと、それは違うと私は思います」

あんた楽しく遊ぶのに使ったって言ってたやん…その返済の苦労を社会に押し付けるなよ。

 若い頃の苦労は買ってでもするべきとよく言われるが、はたして奨学金はその苦労に該当するのか。

いや文系院まで進んで、親が学費払ってくれて友達と遊ぶために楽しいお小遣い前借りしただけの人やんこれ。苦労っていうかつけ払っただけでは。

意味がわからん。

結論

認知が狂ったひとは、全て他人のせいにするので往生し難い。

過去の楽しかったことすら認識を書き換えて、誰かのせいにする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?