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morning pages

 「morning pages」なるものを実行し始めて今日で37日目が経過
モーニングページとは、毎朝ノートに思いついたことを書いていくだけで人生が変わるくらいにマインドや行動に変化をもたらすというもの
作家・ディレクターのJulia Cameron(ジュリア・キャメロン)さんの著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(原題:The Artist Way)で提案している創造性を見つけるためのワークのひとつ


その本を読んだ当初は「ふーん」で終わってしまっていた


その日は別に何か難しいことを考えていたわけではなかった
なんとなくそこにノートがあったので
丸まった鉛筆が目の前にあったのでたまには削ってみようかと
小学生の頃から使っているナイフを久々に取り出して削ってみた
削った鉛筆を紙の上にすべらせてみて、その感触が楽しかった
少し紙と鉛筆で遊ぶ習慣が恋しくなった
何か期待してやってるんではなかった
別に、創造性とかどうでも良かったけどそういうこと提唱している人がいたなぁ、試してみるかという軽いノリだった


たまたまそんな日があったので
そこからなんとなく朝、ノートに思いついたことを走らせる日々が始まった
ただ思ったことを書けば良いだけだから簡単なもんだ

書くことがなければ「書くことがない」と書き
猫が邪魔をしてきたら「目の前にクロがいる」と書き
お腹が鳴ったら「お腹が鳴った」と書く
そんな単純な作業なのだが
3ページは手を休めず空白を埋めるというルールがある
しばらくの期間は読み返してもいけないのだ
それだけを守ってただただ紙の上に鉛筆を走らせる


本当に何も期待などしていなかった
鉛筆と紙が好きなだけだった
字を書くのが単純に楽しかっただけだった


面白いことに
そうやってしばらく書き続けてゆくと
ゾーンに入ってゆくのだ


自動書記のような感覚に陥っていき
思考以外のところから生まれる何かを言葉に置き換える作業に変わってくるのだ
その内容が正しいとか正しくないとか良いとか悪いとか
そういうフェーズではもはやなく
へー私そんなこと考えてるんだ、という自分に出会う

今の段階ではだからなんなんだという話でもあるが
Julia Cameron(ジュリア・キャメロン)さん曰く
この作業は「脳の排水」
朝起きてトイレに行ってスッキリするのと同じこと


それがもたらす変化を今は楽しく観察している

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