KUMITAI SHOW に挑戦中
おはようございます。
Iphone15proに歓喜するも、電話番号の引き継ぎがうまくできず、常に2台持ちというヒミツキチ森学園のあおです。
#重いの嫌だ
さて、今日は「kUMITAI SHOWに挑戦中」という話題です。
早速ご覧ください!
組体操がやりたい!でも…
今年度もヒミツキチでは運動会で演技を行う。通算3回目の海の運動会、昨年度から演技を取り入れてきた。
昨年度はソーラン節。HPのトップ画にもおよそ1年貼ってある、それぐらい子どもたちの想いが詰まった演技だった。
アンコールで2度踊ったソーラン節は、今でもボクの目に焼きついている。
さて、今年度はどうしようとなった。
ボクらの学園には、今年は6年生がいない。演技は6年生がやりたいと願ったものをやらせてあげたいと思っている。次年度は、今の5年生が選ぶわけだけど、そのためにも選択肢はあったほうがいいと思って、今年は違うのをやろうと、子どもたちの話し合いの中でなった。
となるとだ、ソーラン節と同じくらいの魅せる演技が必要になる。
これって結構至難の業だ。
ソーラン節は演技も決まっている。こちらの創作部分といえば、隊形をどうするのか、重なりのずれでどう見せるかといった工夫のみだ。これなら正直、どの先生でもできる。やってみれば、良し悪しがわかるから。やりながら工夫していくことができるものだ。
ただ、もう一つ別のものをとなると、話は変わってくる。基本的に0▶︎1の創作となる。
さて、子どもたちが出してきたものは、組体操だった。
ただ、よく運動会で見るやつはしたくないのだそう。
ピーと笛を吹いてやるやつだ。
THE組体操はしたくない。新しい組体操を作ろう!という子どもたちの気持ち、ステキだなぁと思った。
直前にあったいちにち先生で、ブルキナファソから先生の視察団が来校してくれていた。その中で、仮面を使ったダンスがあった。
「仮面つけて、やりたいよね!」
そんな声もあった。
どうやら組体操だけじゃなく、自由演技もしたいらしい。
無理難題をふっかけてくる…
けど子どもたちの想いは止まらない。
組体操×ショーの可能性
だったら、組体操を基本としながら、ショーみたいにできないかというもの。
名付けて「KUMITAI SHOW」だ。
このネーミング、ボクは気に入っているけど、メンバーはブーブー言っている。ネーミングセンスを疑うらしい。
もう一度書いておく、ボクは気に入っている(笑)
さて、曲は何にするかで、話し合った結果、次の3曲に決まった。ただここはボクの意向も大きく入っている。演技構成の際に曲は非常に重要だ。
組体操ができるテンポであること。
創作者(ボク)が何度も聞ける曲であること。
お客さんがノッてくれる曲であること。
この辺りがマストの条件になってくる。
やっちゃいけないのは、5、6年前のを使い回すこと。中途半端な古さは、運動会演技では御法度だ。
もう一つは、子どもたちの好みに偏りがあるのを選ぶこと。1・2年生は可愛いから、可愛らしい曲で行きましょうとなって、
「実はあの曲とダンス、ボク嫌なんだよね。」
は、ボクが体育主任だったからか、ぽつりと話してくれる低学年の子が多かった。
ということで、次の3曲になった。
wating for love
アヴィーチーさんの名曲
majic
自分も好きなMrs.GreenApple。曲も新しく、日本語より外国語のように聞こえ、ショーのノリにあっている。
This is me
グレイテストショーマンの曲。歌詞が最後にふさわしい。
海クラス(4-6年生)と次の映像を見た上で、ビーイング(自分たちが組体操をやる上で大事にしたいこと)を描いた。
感動的な動画で、いつも力をくれる。
試しながら作り込む
さて、実際の演技構成については、5時間ぐらいで作れたと思う。
あとは、子どもたちに実際の動きをやってもらって、修正を粘り強く加えていく。この作業が今週終わり、2週間前ながら、ほぼ完成した。
子どもたちもここまで1回全てを通しているから、ちょっとした余裕も生まれた。
実際に試しながら作り込むこのプロセスが、演技にとってはとても重要だ。皆ここをすっ飛ばすことが多い。でも、本当に本当に大事なんだ。
実際にできたものは、一人一人の得意技も入り、組体操もはいり、ダンスも入ってくる。さらには、続けているヨガの動きも取り入れた。
前代未聞、組体操とショーを組みわせただけではなく、ヨガまで取り入れてしまった演技だが、きっとお客さんの拍手喝采の姿が、今から思い浮かぶ。
大丈夫、この子達ならきっと想像を超えてくる。
そんな確信がある。
お読みいただきありがとうございました!
今日も良い1日を。
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