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子どもへのアプローチの多様性

おはようございます。
娘が担任の先生に「パパは何時に起きてるの?」と聞かれ、「4時!」と答えてしまったことで、同業者の先生をドン引きさせているヒミツキチ森学園のあおです。
#今朝は3時に目が覚める
#仙人先生があだ名

さて、今日は「子どもへのアプローチの多様性」というお話をさせてください。


COUNT UP!で起きていること


20名限定で募集したコミュニティCOUNT UP!が絶好調だ。


中では20名の先生たちが2ヶ月目を終えようとしている。毎日カチカチとカウンターを持って子どもとのやり取りを経て、いろんな変化が生まれている。

大概プラスのフィードバックが多く、
「このコミュニティ作ってくれてありがとう!」
と個別のメッセージが届くぐらい、好評をいただいている。
#ハードルを無闇に上げるのをやめよう

こちらは2期も予定しているので、ぜひよかったらお越しを。


さて、COUNT UP!運営メンバーとのミーティングで話題になったことから、次のような表が生まれた。
まだブラッシュアップの最中だが、この表が非常に面白く、可能性を秘めているのを日々感じているため、こちらに公開しておこうと思う。



アプローチの深度


さて、子どもたちへのアプローチを考える時に、子どもたちへ届くのは一番右の「コトバ」や「カカワリ」だろう。

しかしこれらのことは、先生と子どもとの「カンケイ」に左右される。
または、子ども側の背景などへの「リカイ」があってこそ、先生の言葉が子どもたちに届くのだ。

さらには、先生のメンタルも関係している。先生の環境によって「キゲン」が変わるかもしれない。先生の自己管理によって「タイチョウ」が悪い日もあるだろう。

さてこう見てくると、アプローチについては様々なのがよくわかる。

一番右側の「コトバ」は隣の「カカワリ」と繋がっている。また相手との「カンケイ」は「リカイ」とも密接に繋がっている。そう隣のカードとの関係性は非常に高いのだ。


ボクらは、「コトバ」が届かない時に、なんとか「コトバ」で届けようとする。
でも、本当に大事なのは、コトバ以外の要素に目を向けることだ


「カンケイ」や「リカイ」といった、違う場所を耕すことによって、届けたかった「コトバ」は届きやすくなる
こうやってアプローチには深度があり、1つをやればいいってものじゃないのだ。

「先生が語れば子どもが変わる」なんて烏滸がましいのが伝わるだろうか。
#語りという言葉が大嫌い


COUNT UP!が目指しているアプローチ


先生が子どもたちに接すると言ったら、最初にイメージされるのは、「コトバ」と「カカワリ」の2つだ。

COUNT UP!も良い言葉や行動をかけられたらカチッとカウントしていくから、当然この2つに効くコミュニティと思われがちだが、そうではない。

この2つをカウントすることによって、意識下において、自然とできるようにする。そして、他の部分への「アプローチの拡張」を狙っている。
#やってみてわかった

「コトバ」や「カカワリ」では届かない子に対して、どうやったら「カンケイ」に目を向けることができるか。
「カンケイ」や「リカイ」にまで広げていくためには、練習が必要になる。

さらには、そうやって練習を積み重ねて、多様なアプローチができる自分にOKを出せるようになる。自信が生まれてくると、「キゲン」もよくなってくるのだ。


まとめると、COUNT UP!は、
「アプローチの拡張」という視点を成長させていくために、子どもへの「コトバ」や「カカワリ」に意図的になることを練習するためのコミュニティ
ということができる。


自分のアプローチは、どこが中心なのか。
あの子に対しては、何が足りないのか。
今フォーカスを当てるところはどこなのか。

そんなふうにして、子どもたち一人ひとりへのアプローチが変わっていく。
そうやって先生が成長しながらクラスを作っていくことができる。

こういう先生が増えていくことを、心から願っている。


新刊で読みたい本たち



さて3・4月は本の発売日だ。
これらの本が気になっている!

ね、すごい読みたいでしょ?


今日も読んでいただきありがとうございました。
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