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なぜ私はコツコツ続けることが得意になったのか

私は、柚子胡椒に関する発信を初めて、11月で4年目に突入した。

3年かけて収益に繋がる仕事を得られるよう、土台を作りながら、人脈を少しずつ広げながら、亀のように着実にゆっくりと進んできた。

だから、ストレスが少なかったのだろうし、足を止めても大きく崩れることはなかった。

今年叶ったことは、

  • SNSを伸ばせた

  • 単独でのテレビ出演が叶った

  • ブログリニューアル

  • 会いたい人に会えた

  • サッカー観戦に10試合行けた

  • 大好きなプロレスラーのサイン会に行けた

  • メディアでの記事寄稿

  • 大手媒体での記事執筆

これは、少しずつ広げてきた人脈のおかげでもあるけれど、

自分がやりたいこと叶えたいことを言語化して、コツコツと進めてきたことが大きいと思っている。

『なんでコツコツ続けられるの?』って聞かれることも多くなってきた。

…そういえば、なんでだろう?

最初は、『柚子胡椒が好きだから』だと思っていたけれど、場面場面で変わってきていることに気づいた。

そんな気づきをnoteにまとめたいと思う。



最初の成功体験と遅咲きの人生であることを認識した学生時代

コツコツ継続することが大事だということに気づいた、一番古い記憶は中学1年生の頃だ。

体育と音楽と家庭科以外は大嫌いで、絶賛反抗期で授業を全く聞いていなかったこともあったけど、5教科はオール2。

3社面談のとき、当時の担任から『この子は、Y高校とかT高校(偏差値が低い学校)にしかいけませんよ』と言われたことに親が危機感を持ち、クラスの子たちが行っている塾の冬季講習へ行くことになった。

自分が行きたいわけでなく、仕方なく行き始めた。

だから最初は嫌々だったが、塾の先生の教え方が上手で、勉強が楽しくなった。

お正月期間は塾は休みになったが、自ら課題に取り組んだし、学校からの課題にものめり込んでいた。

その塾に継続して通いたいと思い、冬季講習最終日に入塾テストというものを受けたのだが…結果は不合格。

めちゃくちゃ悔しかったし、悲しくて、泣きまくったのを今でも覚えている。

そして、同じ塾に通っていた同じクラスの子たちにも、からかわれる始末。

『こいつら、絶対に見返す…』

そう決めて、毎日の勉強が日課となった。

自分でやる楽しさと、からかったやつを見返すという目標を持って、毎日コツコツ勉強を続けていた。

そして、3月に受けた入塾テストには合格。

これが、コツコツ続けてきたことによって得られた最初の成功体験だ。


その後も勉強にのめり込み、最初の入塾テストに落ちたときにからかってきた連中も、成績で抜かした。

はい、これも成功体験。


そして、3年生の一学期はオール5、実力テストで450点以上を取れるようになっていた。

しかし、中学3年のときの担任ガチャに外れ、行きたかった高校は諦めざるを得なかった。

というのも、結果的にクラスの半数が第一希望の高校に落ちたのだ。

何故かは敢えて書かない。


実は、中学のときだけでなく、高校も専門学校も会社員時代も、すべて同じような経緯で進んできた。

最初は、結果が出ることなく周りに落ちこぼれ認定されるけど、少しずつコツコツ続けることで結果を出し、最終的に結果を出す。

流石に専門学校のときには、私は遅咲きの人生であることを悟った。

コツコツ継続していくことでしか結果が出せないことを、学生時代にはすでに学んでいた。



継続に大事なのは動機付けと自分の気持ち感情を受け入れること

社会人になり、私は縁あってメンタルトレーニングを学ぶ必要がある環境下に置かれた。

『メンタルトレーニング?なんやそれ?』

約12年前の私は思っていました。

その頃はメンタルトレーニングの必要性があまり浸透していなかったので、怪しさしか感じることができなかった。

勉強し始めて少し経った頃、サッカー元日本代表の長谷部誠選手が『心を整える』という本を出版されたので熟読し、メンタルのことを知る必要性を理解した。


先ほどの学生時代の話に戻す。

私が塾に行き始めたのは、

自分が行きたいわけでなく、仕方なく行き始めた。

これは、完全なる外発的動機付けである。

そして、塾に通い始めてすぐに、

教え方が上手だから勉強する

他律かつ目的を持った動機付け(類似内発的動機付け)に変わった。


その後間もなく、

勉強が楽しくて自ら勉強に取り組むようになった。

塾に通い始めて1週間程度で、自律・目的を持つことができた。

完全なる内発的動機付けに変わったのだ。


そして、入塾テストに見事に落ちる。

めちゃくちゃ悔しかったし、悲しくて、泣きまくったのを今でも覚えている。

この感情を存分に味わった。

でも、すでに勉強が楽しかったのもあり、次どうしたいかが明確になっていた。

これもあり、立ち直るのが早かったのだ。

これが楽しくもなく、次どうしたいかが明確になっていなかったら、やめていただろう。

こんなひとつの現象で自分はダメなんだと思っていたら、立ち直ることもできなかっただろう。


そして、入塾テストに合格し、次の目標は

塾に落ちたときにからかってきたやつを見返す

自律かつ手段的な動機付け(同一化的動機付け)に変化する。


この短期間で、勉強に対する動機付けの種類が目まぐるしく変わったことがお分かりになるだろう。

そして、自分の気持ち感情を存分に味わい、次につなげる。


この一連の流れが継続することのポイントだと思っている。

小手先のテクニックでもなく、根性でもない。

目標と目的を持って取り組み、自分の気持ち感情と常に向き合って受け入れる。

言語化すると、シンプルだ。

よくいわれるのが、自分から進んでやることが望ましい、つまり内発的動機付けが一番いいという意見だ。

果たしてそうなのか?

私のように、外発的動機付けから始まり、類似内発的動機付け、内発的動機付けに変化する例は多い。

多いというか、感情をもち、日によって心身の調子が異なるのは当たり前だから、動機付けの種類が変わるのは当たり前のことだ。

だから、自分から進んで取り組むことにこだわる必要はないと思っている。

気が乗らないときは、『お金のため』『フォロワーを増やすため』とか、手段を目的にしてもいいし、それで続けられるのだと思っている。

好きだからという理由で、自発的にずっと続けられるわけではない。



目標設定も重要

中学生の塾の一件は、無我夢中で取り組んでいたため、目標設定というものをあまり重要視していなかった。

けれど、メンタルトレーニングで、目標設定の重要さを学んだ。


今の私の目標は、かなり簡素化しているが以下のようになる。

  • 夢のような目標『日本1周旅をして、日本の食べ物お酒を知り尽くす』

  • 人生の目標『自分がやりたいことのみやって、自由気ままに暮らす』

  • 10年後の目標『第3のビジネス開始』

  • 3年後の目標『地域での特産品作りで収益を生む』

  • 1年後の目標『自分プロデュースの柚子胡椒関連製品を販売』

  • 半年後の目標『マツコの知らない世界に出演する』


まあ、ぼんやりしているのもあるけどこんな感じだ。

そして、この目標も日々変化している。

大事なのは、この目標をかなえるためにどう取り組むか。

そこで、手帳を使い、毎日の目標やそのためにやることを毎日書き出している。

この目標設定のコツは、手を伸ばせば届く程度の目標を設定すること。

例えばですが、歩く習慣のない人がいきなり毎日1時間歩きますだと、絶対に続かないし挫折するでしょう。

まずは、ハードルを下げて毎日10分歩くを設定する。

それか、3日に1回30分歩く。


それができるようになったら、時間を増やすか頻度を上げていけばいい。

こうやって目標設定をすると、挫折も少ないし、積み上げてきたことによって得られる自信(効力予期)もつくでしょう。

自信は結果からくるもの(結果予期)だけだとお思いの方が多いでしょうけど、やってきたことによって得られる自信の方が壊れない。


それでも、私たちは人間なので、日によっては心身の調子によって、今日取り組むのはしんどいなと思うことはある。

私だって、いっぱいあった。

そういうときこそ、15分だけ頑張ろうとか、動画のカット編集まではやり切ろうとか…小さな目標にしている。

取り組む気分じゃなかったのに、自分で決めたことをやり切ることができた。

調子が悪くても自分との約束を守れた。

そう思えると、不思議と続ける原動力になるのだ。

常に自分の感情と向き合い、受け止めながら、今日やれることをやり切る。

これが挫折しない、大事なことだと思っている。


コツコツ継続することは自分の気持ち感情を受け止め目標設定と動機付けを明確にしていくことでできる

コツコツ継続できるコツはなんですか?と聞かれて、一言で答えるなら、自分の気持ち感情を受け止め、目標設定と動機付けを明確にしていくことだ。

私たちはロボットではない。

淡々と同じことを続けるのは無理だと思っている。

自分の気持ち感情と毎日向き合うことで、取り組む目的が変わってくる。

目的が変わるのは、全く問題ないし、それでいい。

コツコツ継続ことで得られること、見える景色は必ず変わる。





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