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#67 コレクター気分?

 初めてnoteの❤が100を超えたときのやったあ!感を覚えている。noteを書き始めて10ヶ月目だった。それから更に10カ月経って、有難いことに100を超えることが割と多くなってきた。相互フォローの方が増えたことが一番の要因だと思う。めでたしめでたしのはずなのに、最近何か書こうとしてこれウケないかもと躊躇する自分を見つけることがある。書きたいことを書くのが先決で❤は結果のはずなのに。いかんいかんと思い直して自爆覚悟で書いてみたりもするのだが、結局その記事の❤も気になってしまう。小人の思考はハツカネズミのように同じところをクルクル廻るばかりだ。
 noteも2年目後半になりながら実は何も分かっていなくて、マガジンというのもずっと自分には関係ないものだと思っていた。先日、最初の1年分が随分遠くに行ってしまったので、マガジンというものに古い順に並べてみたら少しは見やすくなるのではと、初めてマガジンを作ってみた。ついでに今年の春夏もの50本も。その際、お気に入りみたいなのが目に入って、今まで自分の書いたもののことばかり考えていたけれど、他の方が書いた読んでいいなあと思ったものを入れておくマガジンを思いついた。
 知り合いに画家の方がいて、その人は田舎では珍しく自分の絵を売ることで生活しているプロの画家なのだが、先日自分の作品が有名なコレクターのコレクションに加わったことをうれしそうに話してくれた。絵のコレクターにはなれないけれど、マガジンに素敵な文章を集めていくことはできる。これって結構すごいことなんじゃないだろうか?お金もかけずに気分はメディチ家みたいな。同時にこれは結構勇気の要る作業でもある。内容をみればそれを選択している人のセンスが分かるし、自分の嗜好をさらすことでもある。オクノモトさん的に言えば「それってほとんどアイラブユーじゃん」だし、漱石的に言えば「月がきれいですね」のオンパレードだ。まあ所詮私のマガジンだから影響力はないけれど、自分の書いたものが誰かのマガジンに入りましたという知らせは(自分もそうだけど)悪い気はしないのではないだろうか(勝手なことを!という方、すいません、すぐ外しますのでお手数ですがご連絡を)。前述の画家の方は、海外のアートショーに出ていくとき一人よりチームの方がいいということで若手の育成にも取り組んでいる。私はプロではないけれど、応援したりされたりしながらnoteを楽しめればいいなあと。そう言えば、自分で選んだマガジンを読んでいて、自分は人生を感じるエッセイが好きなんだということに気付いた。そんな効用もある?!

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