(詩)土曜日の午後の地平線

少年の頃
土曜日の午後は
夢物語、夢語り、夢のお話
夢また夢の
どこまでも夢だけが続く
夕暮れ色の地平線だった

今はただ
土曜日の午後の
地平線の彼方へと
ゆっくりとしずかに
消え去ってゆきたいだけ

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