(詩)長距離トラックの運ちゃんと
なんやラヴホテルの
すりガラスの窓に
ぽつぽつ赤い光が映って
それが映っては消え
さっきから映っては消え、するんで
ふしぎに思おて
おまえから離れ
窓を開けてみたんや
そしたらそれは
たいしたことない
目の前の高速道路を
走り去る車のライトに
すぎなかったんや
なんや流星かなんか、か思おたのに
そしたらそん時
一台の長距離トラックの運ちゃんと
目と目がおうたんや
あっちはあっちで
チカチカまぶしい
ラヴホテルのネオンながめ
今頃ええことやりやがって、なんて
思いながら