雑に生きている

自宅療養15日目。6:00起床。今日は外来にて診察とリハビリ。天気が良くテンションが上がる。外出するので面倒だが風呂に入る。未だ浴槽に椅子を置いての入浴となるが、少しづつコツが掴めてきた。

タクシーは片道2000円かかる。診察とリハビリで3000円前後。とにかくお金がかかる。病院に提出した傷病手当の書類はまだだ。もう1カ月近く経つのに。今月生き延びれるかわからない。不安しか無いがどうにもならない。こういう時にすぐ破滅願望が顔を出す。悪い意味でのどうにでもなれ!が発令される。幸せになりたいと思う一方で、消えて無くなりたいとも思う。なぜ逆の考えが同居するのだろう。それともゼロコンマ何秒のサイクルで、2つの考えや気分が交互にやってきてるのだろうか。クラカワーの『荒野へ』ではないが、凍てつく森の中で凍えながら廃バスの中で毛布にくるまって、少しづつ落ちてきた体力をごまかしながら、なぜ生まれてしまったのだろうと甘えにも似た問いを延々としていたい。

夜は堺雅人のドラマを観まくる。リーガルハイ、半沢を合計4本。全部で40話近くだ。一部飛ばしたり、ながら観をしたりもあったが、5時間以上は観ていたと思う。この無意味な集中力。生産性の無い、純粋な娯楽の享受。リーガルハイ1stの9話、終盤の長台詞は本当にすごい。第三舞台の朝日を思い出す。

ただ無為に時間が過ぎていく。

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