野党が持つべき国家指針
批判勢力以上の力を持たず、2009年の野党政権時に官僚の使い方もわからず
自滅した野党がもう一度国民のために役立つには、明白で有効な国家指針を持たねばならない。
その方向は、現在すでに示唆されている。
一つは、環境を守るには 市場至上主義の資本主義は、有効でないということ。もう一つは、コロナ化で示されたように、需要というものを未来を含めた時間軸の中でとらえ、それにもとづいた税法をはじめとする制度を設計し直すということ。これは当然財政の健全化にも触れる要素である。そして、地方をどうしてゆくのか。むしろ、ITの発達した現在、つまり、マッチング技術が発達し、限界費用が提言してゆく時代の特徴を使って 日本の文明のかたちをどうするのかという点であり、そこに都市集中のみを是とするのではない地方の魅力を都市民含めた活用と、安定的生活基盤として同地方を整備してゆくのかという視点の提示が求められる。それらは、抽象的な言葉でなく、一人の人間がどうゆう生活を年齢と共にしてゆくのかという具体的イメージで展開されねばならない。
結論的に言えば、それは新自由主義の否定である。
以下、具体的に展開したい。
以下をすべて成立させうるようになったのは発達したIT技術であることを前提にお読みいただきたい。
1、現在のコロナ下で蒸発した需要は、未来には回復するという前提のもと、現在において需要を先買いしてもらう仕組みを作る。蜜を避けた形で恋奪いしてもらえるような横ずらした商品を応援し、それを、購買してもらえる仕組みを作る。
2、未来を含め 社会は、ゼロサム的であるという視点に立ち、コロナ下でこそ利益が突出化した企業には、ある程度の割合で資金を拠出してもらう。
3、地方は基本的に中核地域を中心とした特に交通、生活基盤を 同船を含めて設計し直したスマートシティ化し、中央以外をリクリエイティブゾーンとしてリモートビジネス 観光地域として整備、それに連なる中核ゾーンを
子育て介護基盤を特化させたゾーンにする。都会の身でなく働けるという教訓をむしろ積極的に加速化させ経済の需給という形に載せる。
老齢者の第二の人生がむしろローカルで暮らす自然と便の良さを設計する。
若者たちもむしろ小さな単位で地域を軸に整形してゆける経済の仕組みを後押ししてゆく。
地域と都市の2点生活を普通のこととしてゆく。
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