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出世する方法

菅総理の部下を使うやり方を見ていてあまりにもあけすけで品がないので、若い、あるいは、中間管理職の方々に、組織で出世する秘訣をお授けしようと思い立ちました。

ただ、対象となる皆様は、コツコツ真面目に努力しているのに、とか 結構自分でも有能だと思うのだが と思っている方々です。あるいは、ただひたすら仕事をしまくっていて出世とかはあとからついてくるものだと思っている方こそも是非お読みいただいた方が良いかと思います。

一言で言います。

あなたは、あなたの仕事に関わる人で誰が一番人事的な力を持っているか、わかっていますか?
そして、何より、

あなたは、その人を支えようとしていますか?支えようとしていることがその人に伝わっていますか?

得てして、優秀な人、誠実な人は、上司に忠実であるより、仕事に忠実になってしまいます。実はそれはとても正しいことです。ただ、仕事に忠実であると、上司のやろうとしている事とぶつかってしまうことがあります。あるいは、上司より鮮やかにことを進めてしまうことがあります。上司は、よっぽど大人でない限り、自分より優秀な人間を認めたがりません。
むしろ、バカでも自分の不安に寄り添ってくれる者を重用します

また、人事制度の中に、公平な神や冷徹だが能力を正確に測れるコンピューターなどはありません。誠実で優秀な人間は、そんなものがあるかのように無意識のうちに信じて働いているようなところがあります。

必ずしも出世をすることが人生において大切であるとは思いませんが、出世をした方が、徐々に大きなパワーを得ることができ、情報にも広くアクセスできるようになります。自分の力がますます開花していくのです。当然給料も良くなるでしょう。また、どう考えても自分より道義的に落ちる人間や、能力のない人間に怒鳴り散らされたりする不愉快さに耐える回数も減るでしょう。

最も困った上司は、菅総理のような人間です。思考の射程の低い人が人事権をちらつかせ強権的に物事を動かそうとすることに巻き込まれたときは、少し厄介です

道義的に同意できないことを押し付けてくるときは、仕方ありません、新しい趣味を開拓しましょう。しかしその間、決して彼と敵対的になってはいけません。部分部分のどうでも良いことには笑顔で一生懸命、力を貸してあげましょう。そうしているとこちらに情けをかけてくるようになることがあります。そういう関係ができ始めたなと思った時に、本気で、こういうこともできますよ、こういう方法も良いのではないですか、あなたの考えを実現するために考えました と正しいほうに導いてあげるのです。慌ててはいけません、徐々に徐々にです。

上下の関係が前提としてあるとき、そしてあなたの方が頭が良かったり、正しい時、正規戦を戦ってはいけません。
まず、目の前の関係や仕事以上に充実した大切な自分の空間を持ちましょう。そうすれば余裕ができます。そして1ミリでも相手に可愛らしいところを見つけ、暖かく部分、部分をニコニコとして助けてあげるのです。当人よりも頭の良いやり方を愚直なふりをして見せてあげるのです

いつの間にか本質的にあなたはその上司より実力者になっているかもしれませんし、その前にその上司と離れられるチャンスが巡ってくるかもしれません。その時は寝れ難くあなたは感じているかもしれません。

暖かくその人を支えようとしていますか?
それは出世のヒントではありますが、すべての仕事のやり方の根幹でもあったのです

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