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【マンガ】ZETMAN

どーも、カバンは出来れば持ちたくない派のもよもとです。

今回はZETMANという漫画を読み終わったので感想まとめてみようかと

全20巻で完結。
内容は割と王道のヒーロー物。
文字の割にサクッと読める。

冒頭から衝撃スタート!


あらすじ

人間に作り出されて人外の力を持つプレイヤーと、それに対抗するために生み出されたジンと呼ばれる少年、ZET、そして正義のヒーローに強い憧れを抱く天城高雅たちの戦いと苦悩を通し、正義について問いかけるSFバトル漫画。

人間の主人公、プレイヤーの主人公、人間とプレイヤー中間の主人公が本作のメイン主人公。
主人公はどっちの味方になるのか…心の成長も見所。


良かった点

①文字数が多めだがスラっと読める
文字数が多い漫画特有の中々先に進まない(漫画あるある)
本作も文字数多めの作品だが、内容に大きな変更等がない為に
文字数が多くてもある程度の知識を持って読めるのでスラスラと読める。


②強さのインフレが上手く調整されている
本作はバトル物になるのだが、バトル物特有の強さインフレがあまりない(目立たない?)
ドラゴンボールが良い例えだが初期は岩に穴空けるのすら大変だったのに、後半では星を一つ簡単に壊しちゃう等。
恐らく本編では強くはなっているのだろうが
敵のバランスが絶妙なので上手く接戦に持ち込んでいる。

③主人公が丁度いい
なにが丁度いいの?というと…
ここ最近流行りの「俺つえーチートタイプでもなく、「僕なんて…ナヨナヨタイプでもなく
本当に絶妙な主人公。
上記2タイプの主人公ってどっかでイライラしちゃって嫌いになる人も居るが
本作の主人公はいい意味で無害な主人公。
逆を言えば無害故に魅力が少ないのだが…
呪術廻戦の虎杖に近いイメージ。

④妙にエロい
そうゆうシーンが出てくるのだが、気合いの入り方がすごい。
検索するとそのページの画像が出てくると思うが、一部ギリギリセーフそうなの載せる。
筆者的には割とヒットするエロさ。
(何がヒットするの?というのは野暮)
あまり生々しい感じ好きじゃない筆者としては良きです、はい

何が「ふむ」だバカタレ!



残念だった点

①全キャラクターの印象が薄い
良かった点で主人公が良い意味で無害と書いたがそれは悪い意味で印象に残らないということでもある。
主人公以外も全主要キャラそんなに印象に残らない。
なので物語が淡白に感じることがある。
内容が良かった分ここは少し残念。

②最後の打ち切り感
あまりこのブログでネタバレに近いことを書きたくないのだが、
結局ラスボスというラスボスは倒さず、
なあなあなままで物語が終了する。
続編を見越しての終わらせ方かはわからないが
ストーリーを丁寧に作っていたのに終わりが残念。


総合得点
75点

万人ウケするような作風ではないが、
一回読んでしまえば続きが凄い気になる作品。
クセの強そうな見た目に反して意外にも素直な内容で読む人は惹きつけられるだろう。

漫画好きの人なら一度は見てほしい漫画である。

作者の人は続編を作成する意欲はあるようなので今後はもしかすると続編が出るかもね。

それにしてもこの作者のエロシーンの気合いが半端ないなー!
読み切りにもエロシーンあるのだが、これが控えめに言って素晴らしい。

終わり

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