自分にも他人にも甘い人は嫌いですか?

ある日次女が
「ハンカチを靴下と同じ場所に収納することしたよ」と言った。
保育園にハンカチを忘れてしまう日が続いていたらしい。
我が家は玄関に靴下を収納していて、出かける直前に履いている。
「靴下を履く時にハンカチが見えたら忘れないだろう」
という魂胆のようだ。
しばらくは作戦が成功していたようだが
ある時、ばたばたと急いで家を出る時に、つい忘れてしまった。
その翌日から、着替える時に
靴下も履いてハンカチも準備するようにしていた。
保育園で失態を見せたくない次女の、自分なりの工夫。
こういう部分に私は子の成長を感じる。

「忘れ物も自己責任」というアオノケルール

忘れ物をして困る、という経験も
自分がどんな時に忘れ物をするのかという自覚も
必要な経験だと思っているので、
準備の手伝いは基本的にしてこなかった。
次女の工夫を見て、これでよかったな、と感じられたひとコマ。

一方の長女(小3)はというと、
忘れても「なんとかなるぜ」のタイプで
ハンカチも教科書も、よく忘れて行っている…笑
できれば、忘れ物をしない立派な子に育ってほしい。
なーんて思う時もあるけど、
本人がよければどうでもいいと思ってる、ほんとに。
産まれた時点で、その子は誰のものでもない、個人。
大好きで愛おしくて幸せになってほしいと勝手には願うけど
どんな風であろうと、基本的には
人の気持ちがわかる人でさえあればいいかなと思う母です。

自分に甘い長女と、自分に厳しい次女。
正反対な二人をみて
「青野さんって自分にも他人にも甘いよね」
とずいぶん前に言われた嫌味なひとことを思い出した。
確かにそうだなと思うところもあったんだけど
私は嫌味を言っています感満載で言われたので
おめーに言われたくねーし!だったな。
今はこれが自分だと思って、開き直り、
いいところを伸ばす生き方をしています。(知らんがな)

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