引きこもりになる原因にニートのオレも激しく同意

無職になって4ヶ月経つが、ちょうどいいバイト先も見つからず、夜になると不安が押し寄せて眠れなくなることもある。心療内科の通院も1月にやめてしまい、2月中にはどこかで働けると思っていたが上手くいかなかった。
今日もまたそんな大きな不安に苛まれたので、YouTubeで"引きこもり"と検索して調べたらこの動画を見つけた。

大きな原因は"過干渉"だと言った時、とても納得したのだ。30年近く住んでる狭いマンションに両親と兄の4人で住んでいる。実は誰にも言ったことないカミングアウトなのだが、兄はかれこれ10年ほど引きこもり状態である。親は空気のように兄を扱う。基本的に両親が基本夕飯の時だけ母が彼を呼ぶぐらいでしか関わらない。長らく兄は生気を失った目をしている。兄がこうなった原因はなんとなく分かっていても、僕からは両親が怖くて何も言えない。
それに僕も今ニートで似た状況だ。僕が言ったところで、「普通ができない、人並みの生き方もできない兄弟」を武器に反論されるのが見えている。しかし衣食住に不自由は無い一方、見えない鎖で縛られているよう。その感覚が……過干渉なのだろうなと思った。
こういうタイプの動画のコメント欄はしっかりしたエピソード付きのコメントしてくれる人がいると過去に経験しているので、普段そんなに見ないコメント欄を確認すると、案の定やや私と似た境遇の人を見つけた。

このコメントの「自分のやってあげたい。が、相手の為の行動でなく自分の不安を解消したいという目的にすり替わっている」が私にとても強烈なインパクトを与えた。
昨日も母が「ねぇいつになったら仕事するの」と怒ってきた。僕のことは僕でやるからと呆れて返答すると「それだから就職も失敗してるんでしょ！」と反論する。これ以上言っても言うことを聞かない。自分で解決すると断言してるのに邪魔をしてくる。こういうのが20年以上も続いてきた。その考え方がどれほど我々をむやみに拘束してきたか。これをSNS等に書くのを控えてきたが、あまりにも耐えられなかった。

俺だって社会復帰したい。けれど怖い。履歴書の事を聞かれて、面接して、頑張って素直に言ったところで落とされ続けてきた。ようやく入った就職先で、派遣された場所でも上司と上手く噛み合わず、挙句の果てに長い説教…。涙を必死でこらえて、早退して病院行って。休職は1ヶ月しか猶予ないし、会社からは「これ以上休まれると…」と間接的に圧力かけてくるし。俺に居場所なんてありゃしないと思った。仕事が恐怖だし、面接もトラウマなんだよ。
それを分かったような口調で言うのをやめて欲しいと思う。俺は精一杯こなして、やるタスクが多すぎて頭がおかしくなりそうな中やってたんだ。なぜその過去も親によってつまらぬこととされるのか。

干渉しないでほしい。自分のペースでやらせて。

その言葉を伝えたいが、伝えられない。そういう人もいるということを、1人でも多く伝わればこの記事を書いた甲斐があったと思える。