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作戦タイム_博論日記(2024/05/19)

今日はくもり。無事に朝バイトを終え、先週と同じくドトールにやってきた。今日のnoteは写真がまったくなくて無機質な感じになりそうだ。散歩ができなくとも心動くものにカメラを向けることができたらよかったのだが、今週も余裕が全然なかった。
トップ画は、先週noteをアップした後、鶴屋吉信で買った母の日の和生菓子。なかは粒あん。カーネーションをモチーフとしているのだろう、花びらがとてもかわいく、また食べてもおいしかった。

先週に引き続き、週後半まで全然ペースを作れずに苦労した。水曜朝にあった読書会の発表に関しては、一夜漬けで4時間半ほどの作業時間を捻り出してなんとかクリアしたのだが、誤字脱字だらけの惨憺たるレジュメを人目に晒してしまった。
仕事の方は相変わらず遅刻も欠勤もしなかったし、就業時間中はよく動けていると思う。新しい仕事も覚えたし、これまで教わった仕事を段取りよく組み合わせることにもチャレンジできていると思う。
とはいえ、最寄りのバス停に到着するまではバス車内でひたすら殻にこもっていろんなことを考えないようにしてしまっている。今日、自分は使い物になるのだろうかと不安な気持ちになるが、研究棟に入ったら自動的に気持ちが切り替わる。おそらくまだ緊張しているからだと思う。あとは、指導役の方が本当に安心感のある方なので、その方の生み出すリズムに同期してなんとかやっているのだと思う。

一転、仕事から解放されての帰り道、過食とそれに伴う浪費がひどい。ここ2週間、研究所の自習室に行くパワーがなく、朝早く起きて作業をしたいけれどそのパワーも湧かない。ざわざわした気持ちのままいろんな食べ物・飲み物を口にしながらよろよろ帰宅して、倒れ込むようにして眠っている。どうにかしないといけない。

木曜日、その日はたまたま帰り道にまだまともな精神が働いていたので、COCON烏丸のロビーで「タイム」をとった。ロビーに面したパン屋さんでコーヒーとパンを買って、コーヒーにもパンにも口をつけず、ノートを書きながら頭を整理した。考えなければいけないことはたくさんあるが、まず一番苦しんでいる過食に対する作戦を考えた。

過食とそれに伴う浪費に関する作戦
① 食べる時は、必ず手を合わせて「いただきます」と口に出す所作をする
② コンビニには行かない(目に入らないように、例えばある特定の交差点に関して右折をしない)
③ 歩きながら食べない
④ 毎日の自由になるお金を上限500円とする。もし何か食べたくなったら、そのなかでやりくりする(どうしても量を食べたいのならスーパーで安く仕入れる)
⑤通勤往路の不安感を和らげるため、ミルクベースのドリンクを200mlのボトル(往路分)に入れていく

そこまで決めて、注意深く帰宅した。
リビングに入ると、母がとても話を聞いてほしい態勢にあったので、夕食を食べながら聞いた。3つほどのトピックを跨いだ話題はやがて、中島岳志 著『思いがけず利他』の話に収束した。「身が動く」という利他について。
母と話しながらB面でぼーっと考えたこと。
対人関係に関して「今あなたはそんなことをしている(人にかまけている)場合じゃない」と言われることがあり、それは真実なのだけど、バランスを悩みつつもやはり「身が動く」ことについては「身が動く」ままにしておきたい。そう思った。

その晩、布団の中でちょうど3年前の日記を読んだのがきっかけで久しぶりに泣いた。食べる・眠るでごまかさずにやっと感情を動かせたのがよかったのか、ひとしきり泣いた後はよく眠った。そして翌朝、早起きすることができた。久しぶりにコーヒーを淹れて、お味噌汁とお弁当を作り、お洗濯物を干した後、電車の時間にゆとりを持って家を出た。

金曜日は働き始めて初めての給料日だった。どれだけ保険料などが引かれて手取りとして残るのかが明確になった。まったく見通しは明るくないが、フルタイム働いて得た初めてのお給料である。額は少なくても、嬉しい。ここから積み上げるのだと思って、深く、深く眠った。

そして土曜日の朝。目覚ましが鳴ったことに気がつかず、バイトに20分も遅刻してしまった(2人オペレーションの日でなくて幸いだった)。
まず一緒に働く人たちに負担をかけることは本当に避けなければならない。さらに、昨日給料明細を見て改めて、この土日朝バイトを辞めるわけにはいかないことがはっきりした。朝寝坊しないための作戦が必要だ。ということで、再度「タイム」をとった。考えているうちに、これは朝寝坊しないための作戦というより、論文を書く作戦だなと切り替えた。

朝寝坊しないための作戦  論文を書く作戦
① 21時には寝る
② 帰宅してカバンを下ろした勢いでお風呂に入る(19時には入っていたい)
③ 晩御飯は省略してもよい(母にご飯の用意がいらないことを説得) 

※ 6時間睡眠の場合:2時間論文作業、2時間朝のルーティン・家事
   7時間睡眠の場合: 1時間論文作業、2時間朝のルーティン・家事
   8時間睡眠の場合: 2時間朝のルーティン・家事
 (8時間睡眠を週の中で何回か挟めれば、体力回復できるはず)

こんなことを決めても守れずに落ち込むだけなのではとも思うが、自分のやりたいことを実現させるために計画を立てることはとても大事だと、坂口恭平 著『生きのびるための事務』(note版)で学んだ。やりたくないことを計画しているわけではない(朝バイトが長かったので基本は朝型になって久しいし、論文が書きたい!!)。暫定版として5月後半〜6月、やってみよう。

追加。

④残業を極力減らす(17時半には退勤する)
※ 16時半(定時)上がりの場合:通勤時間を差し引いて19時のお風呂デッドライン  まで1時間の論文時間
   17時上がりの場合:通勤時間を差し引いて19時のお風呂デッドライン  まで30分の論文時間
 17時半上がりの場合:夜の論文時間の捻出はできない

残業を引き受けないですむように、コミュニケーションを増やし、また仕事の効率化をはかる。

このままのお給料では暮らしていけない(調査なんてもってのほか状態)ので、自分の時給単価を上げないといけない。博士号取得はその意味でもとても大切。生きのびるためにがんばろう。
調査地に毎年行けたって、すごいことだったなあ。調査費を獲得した先生方を本当に尊敬する。私も自力で調査費獲得できるようになりたい。そのためにも博士号取得しなければ。

<To Do>
・投稿論文2:修正(5月31日〆切)
・投稿論文1:再査読修正(6月30日〆切)
・システマティック・レビュー:二次チェック中
・博論本文:
  7月(予備審査委員会立ち上げ願い)
  9月予備審査?
  11月口頭試問?










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