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詩のような・短歌のようなもの

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とても稀に、詩のような・短歌のようなものを書くことがあります。
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2022年6月の記事一覧

うまい朝

淡々  淡々 朝が近づいている 小さな家の 小さな部屋で  小さなウミカワが目を覚まそうとしている 遮光カーテンの隙間から ブルーグレーの陽の光がこぼれている ウミカワはまだ まどろみの中にいる けれどもう すぐそこに  ウミカワを揺るがす ある刹那がせまっていることを 承知している 身を固くする 一日を始められるのだろうか うすぼんやりとした でも間違いなくそこにいる 形はさだかでなく また重さも変化する 「不安」 と呼ぶにはあまりに生き物じみた それをウミカワは モ