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読書しすぎも良くない 2024/06/04の日記

4月5月と、読書量を少し減らしていたのだが、6月は月頭からとてつもないペースで本を読んでいる。

1日(土曜)は1日で漫画『着せ恋』13巻を読破し、
2日は5月から読み進めていた森見登美彦の『シャーロックホームズの凱旋』を読み終え、夜に『一生モノの勉強法』も読み切ってしまった。

3日は『無職転生 ~蛇足編~2』と近所の本屋で平積みされていた『きみのお金は誰のため』を読む。2日くらいかけてゆっくり読もうと思っていたのに、面白くって、没頭。読み終わってしまった。平日だぞ今日。

哲学者ショーペンハウアー曰く

「読書とは自分の頭ではなく、他人の頭で考えること」
「多読に走ると、自分の頭で考える力が失われてゆく」

『読書について』ショーペンハウアー

とのことだが、まさにこの通り。行き過ぎた読書は毒であることを実感している。ここ最近の読書三昧で、目の前の自分のコトばかり考えて、先のことを、自分の頭で考える力が衰えている感覚がある。

とはいえ、別にこれくらいの読書量は、そこらの読書家なら当たり前なわけで。自分が良くないのは、読書「しか」やってないせいなんだろうな。読み散らかした本は、読み散らかしたままにし、読書で得た知識を元にアウトプットをしているわけではない。
一時期の、読書すらしない、1日無為に過ごすだけの自分よりはマシだ、って言い訳をして何も産み出していない自分に向かい合えない。

やる気が来るのを待っていても、そんなモノはいつまでも来ない。惰性でも実際に手を動かし続けた先にしか充足はないのだ。

そんな、読書しかしない自分を咎める文章を書いておきながら、明日の通勤電車で読む本を何にしようか考えている自分。ま、ショート動画を見続けて時間を潰すよりは遙かにマシか。

そんな、思考の堂々巡りに陥ってる今日この頃。


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