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【戌流】2022年の収益やKENPとkindleの出し方(文字数・価格設定等)

 さて、年末年始はアンケありがとうございました!
 その中で、kindleについてがあったので(思ったより票頂いたため)ちょっと記載しようかと思います( ..)φメモメモ

 まず、私の昨年一年のKDPはこんな感じでした。

こちらがKENPです。

 すごい方は400万↑とか伺うのですが、個人的に副業(?)なので、私的には満足な感じでございます。元々の動機が収益というよりは、これまでとは異なるプラットフォームで、一人でも多くの方にご覧頂けたら嬉しいというものなので、とても嬉しかぎりです。(※10~12月にかけて6作品削除しておりますので、年間だと+6冊です)。

 まぁ単純計算すれば、私はあまりお金の話は得意ではないのですが、10万くらいです。ただ実際は、20万の月もあれば、3万の月もありました。安定はしません。

 また本記事は、kindleを推奨するものではなく、配信停止して他の媒体から出すなどもすごくいいと思いながら書いております。これに関しては、前にフォロワーさんとも離していたのですが、kindleの新着終わってからKOBOいったり、もっと幅広い配信先なら電書バト様なんかもありますしね!

 それに私は、こちらの収益をもとにイラストやデザイン、場合により校正などのご依頼もしているので、全てが入ってくるとは言えませぬ。そんな状況下ですが、折角なので、始め方などなど、チラっと書いてみようかと!


★★★ kindleセルフパブリッシングの始め方と流れ

 私は基本、BLと、ラノベ・歴史・ホラーなどにおいています。

 なんで始めたかというと、全然ご存じの方特定可能だと思いますが下記です。
 フォロワーさんが、始めた際の、登録方法をツイートしておられまして。
 それをぼんやりと夜中の二時くらいに眺め、そのまま朝の六時まで、kindleに出してみようと思って、最初からkindle用に書き下ろすと決めて、三万字ほどの小説を書きました。それをEpubに無料でしてくれるサイトでファイル化しました。そして、無料のお絵かきアプリの使用可能画像と文字を使って、私的な作品のイメージの素材の組み合わせの表紙を作りました(商用利用可のもの)。あとは、フォロワーさんのツイートのままに登録作業をし、翌日のお昼の十二時に登録が完了し、そのまま申請いたしました。

 完全に、思い立ったが吉日状態でした。何事も、勢いというのはあると思います。
 ※即ち、初期投資、私のようにこだわりがなければ、0円で可能です。

 そしてその後、収入は二ヶ月後に入ると知りました。
 また一太郎でEpubを作成できる事などにも気づきました。
 ――やっぱり、表紙にイラストをつけてみたい! ロゴにもこだわりたい!
 といった感覚になってきた二ヶ月後に、最初の一冊目で得た収入で、表紙などをお願いする事が出来ました。こうして、kindleを元手に、kindleを出すという日々が始まりました。これが、私のkindleでの流れです。

 始めるために何が必要か……正直、「やろうという気持ち」です。

 では――具体的に、内容物の文字数(と、価格)は、というお話を書いてみようと思います。今回は、BL小説作品についてです。

 一般的に私が始めた当初は、kindleのセルフ出版の最適文字数は、1~2万字と言われていました。これは当時エッセイが売れ筋で、そのサクっと読める文字数と言われていました。その後、小説作品が増加した結果、3~4万字が売れ筋となり、さらに時勢により電子書籍を読む方が増えた結果、5万字~8万字の作品も人気となりました。今では10万字越えの人気作品もとても多いです。

 その結果、現在のランキングにおいての作品も字数は、その3パターンを土台にした、5つの文字数分類があるように思います。基本的に全てアンリミテッド対応を前提としています。

①1~2万字 …… 短編(買い切りも多い)
②3~4万字 …… 人気の売れ筋(少し前の商業電子書籍で希望されがちでもあった)
③5万字 …… 少しじっくり読みたい人用(短編は短かすご長編は長すぎる層。最近の商業電子でも希望されがち)
④~8万字 …… 長編枠で多い文字数(kindle長編で最多)
⑤~10万字以上 …… 分冊する人も多い(最近商業電子ではこちらを採用しているところも多く、また分冊などでも配信がある)

 大体kindleの価格は、0.01×文字数+0~250円くらいと言われます(好きに決定して問題無いですが)。たとえば、8万字であれば、800円くらいだと安い方です。

 ここで、長さなのですが、kindleのために書き下ろすのであれば、『ターゲット層』や『自分の作品を読んでくれる層』をある程度把握し、文字数と価格を決定するのが、KDPという読み放題による収入を稼ぐ上では、大切になってきます。

 ざっくりいうと『短編』×『冊数を出す』×『低価格』であったり、『中編』×『月一冊』×『100円くらい上乗せ』であったり、『長編』×『KDP狙い』×『比較的高い価格設定』など、組み合わせを選んで、どれが自分に適しているか見極めるのが大切となると思います。

 ではどうやって見極めるかですが、『実際に出してみる』につきます。読者さんがどんな傾向なのかは、投稿サイトと比較すると、作者読みやBLジャンルは全て読むみたいな方も多いので、『異世界が人気』や『現代が人気』といった『ジャンル別』の傾向の他に、先に述べた『長さ』や『価格』や『読み放題前提』などが関わってくる比率がかなり高いようです。

 これからkindleでセルフ出版をしようと思っておられる方の参考になれば幸いです。

 というわけで、いざ――kindleを出したのに売れない……こういう悩みが出る(ある)と思います。kindleは、自分で宣伝しないと、ランキング頼りになります。ランキングで読者さんに見つけ出してもらえるならとっても良い事ですが、その前段階や平行して、『宣伝・告知活動』が重要になるかと思います。

 多くの方が告知しているのは、SNSです。特にTwitterは多いです。またTwitterには、kindleのランキングをツイートしているようなアカウントがあるので、導線として見てもらいやすいです。

 次に、kindle専門の登録サイト。BLではサイトがあります。そういう宣伝サイトの活用が大切になると思います。

 また個人のブログ(note等)での告知もあるかと思います。
 ただ――もし投稿サイト等をやっているならば、正直固定ファンがいる場合は、そのサイトに活動報告や活動ボードがあるならば、非常に強力な導線になります(規約によりkindle直リンはBANされるところが多いのでご注意ください、ワンクッション必要です)。

 以前は、投稿サイトとkindleユーザーは違う層だと言われていました。ただ近年、投稿サイトの作品を削除してkindle化する方が増えたり、時勢でアンリミテッドに入る方が増えた事もあり、固定ファンがそのまま読んでくれる機会が増えています。その場合、既存の固定ファンへの告知は大きな意味を持ちます。

 他にも宣伝は、個々人によって最適な方法が違うため、模索していくべきものだと考えられます。何度も告知すればいいというものでもないので、自分に合った方法を探し出すのが良いと思います。

 折角出したkindle本は、一人でも多くの目にとまりますように、と、願って宣伝するのが良いのではないでしょうか。

 以上が、ざっくりとしたkindleのダイレクトセルフパブリッシングの流れとなります。ご参考までに!

 ◆◇◆

 などと偉そうに書いてみましたが、私が上述の事柄を実践しているかと言われたら、正直しておりません。あくまで、過去にやったことがあったり、その上で効果を感じた事を記してはおりますが、極論「読者様に楽しんでいただきたい」が要なので……。

 さて、書く事がなくなってきたので、終わっておきます。
 万が一何かご質問ありましたら、Twitterにご連絡くださいませ。
 なお、すべて個人の見解ですので、本当にこういう例もあるとだけ!!

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