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2023年のまとめ(小説編)

はじめに

 なんだかIMEの不調で、PCが壊れたかと焦りつつ、なんとか治ったんでこの記事を書いています。小説の話のみですが、たまに生活編でかいた感じのを「時間できた」などと表現しております。苦手で無い方は、あちらもご覧下さい。また商業の詳細に関しては、ファンボックスの有料プラン(100円)の方に書きます(._.)φ 他にファンボックスに生活編があります。いずれも12/27の更新となります。


筆を折ろうかと思った話

 正確には、もう外に公開・発信するのをやめようかと思いました。なのでムーンの活動報告にも、全削除するかもと書きましたが、結果としてやっぱり止めました。

 理由は、まさに体調不良です。六年前にも、同じ状態になりまして、その時は目の病気だったのですが(失明しかかった)、一年間ほど、自PCの中でのみ書いてまして、今回も、もう外部公開はやめて、一人で自分のために書くだけにしようかなと思いました。というのは、

①体調不良でかけない
②よって、限られた人生の内の限られた時間を、全て自分のために当てたい

 というような形でした。

 で、取りやめた理由は、元気になって「やっぱり誰か一人にでも読んでもらいたい」と、考え直したからです。要するに、ご覧下さっている皆様のおかげです。励ましのお言葉など、有難うございました!

小説執筆できないけどまとまった時間が取れた話

 これが、一つの私の中の転機かもしれません。物理的にPCを持って行けなかったので、小説が書けなかったのですが、ルーズリーフや資料を持って、ちょっと家でないところにいまして。この間、小説はまぁたまに手書きで結局書いてはいたのですが、主にプロット……というよりは、設定を量産してました。キャラ設定とか世界観設定です。

 普段はいつもキーボードに向かっているのですが、離れると、思考の整理がとても出来て、着想の浮かびっぷりが凄かったです。アルファで奨励賞もらった児童書のお話のキャラと世界観設定も、この時に考えたものです(児童書についてはあとで触れます)。

 この時思ったのは、いつも私は気ままに書いているのですが(考えながら書いている)、道筋を立てて書くのも(? 正確には設定を詰めてかな)大切だなぁと言う。考えながら書いていると、キャラの一側面を切り取る形で描写してしまうのですが、キャラの一日の行動の日記とかを書くようにしたら、キャラの多面性のようなものが見えてきて、世界観もがっつり今までより練ったら、その世界の書かれていない(書いていない)事象などが思いついて、と、小説が今までより生き生きする材料を手に入れた気分でした。

 思考の整理の大切さを思いついた形でした。いや、分かってはいたんですが、実際にやって、改めてという形です。

個人サイトの更新再開

 それで「誰か一人で良い」わけなので、「より多くの人」ではなかったので、まずは個人サイトを再開しました。丁度今日、来年分のサーバー代払ったので、来年もサイトは続きます。で、改装から始めました。そしたら「サイトのみに来ている」「復活嬉しい」「更新待ってた」といったコメントを頂きまして、とても嬉しかったです。これが後押しになって、投稿サイトもやってみようかなとなりました。

投稿サイトの再開

 まず、退会しない旨から書きましたね……理由は上述の通りです。ここで「より多くの人にご覧頂きたい」となりまして、「アクセス解析とか、閲覧が分かったりするといいなぁ」と思い、各地のサイトで再開しました。

 気づいたら、たとえばムーンは逆Xお気に入りが、今2000↑とか、pixivのフォローが1200↑とかになっていて、ああ、見てくださる方いるんだなってなんか嬉しくなりました。そして、ご反応やご感想頂けるとやっぱり嬉しいですね。

公募の再開

 こちらは投稿サイトを再開した流れで、各地の投稿サイトでタグつけるだけとか、エントリーするだけとかがあったので、参加した形です。なんというか、変な話、「選考に通る」「受賞する」は決して目的では無くて……

①それを機に一人でも多くの方に読んで欲しい
②審査する方・下読みの方、などには、少なくとも読んで頂けるのが嬉し
③作品があるからタグだけつけよう
④テーマが指定されているから、そのテーマで書いてみたい

 あたりが、主な理由で公募に投稿しました。今もしてます。勿論、選考通過は嬉しいですし、受賞したらいいなぁとは思いますが、元の動機が①~④なので、落ちても全く気にならないというのが本音です。変な話、落選慣れしているのかもしれません。どこかで、自作が通るわけが無いという思考もあります。なので、Web公募は諦めも早く、都合などでダメだかけないとなったら、諦めて途中停止しており、賞後にまったり好きに更新に切り替えたりしてます。書く気が無くなる事はありません。これは断言します。ただ、駄目になったのは体調不良とかスランプとかなので、それが改善するまでは、かけません。

今年書き上げた作品

 やはり、自分の中で「これはやりきった」「完成した」というような、そういう作品が、一年になん作品かは、出来ます。出来ない年もあるんですが、私は平均すると、1~3作程度の10万字前後が、毎年出来ます。

 今年、商業の2本(BL/NL)を除くと、児童書とキャラ文芸(とラノベの中間)的な作品の2つが、公開している中では、自分的会心のできでした。

・図書館ピエロの噂

 これは、上で書いた通り、思考整理している間に設定構築したお話で、ストーリー自体は、過去に児童書の専門の編集さんに、とある作品の読み方を伺いまして、それを参考に、テーマと裏テーマを決定して書きました。

 元々はライト文芸作品かキャラ文芸作品にしようと思っていたのですが、主人公の小学生視点なら、書きたいことが全部入ると気づいて、それに気づいたのは児童書大賞(最初はエブの児童書の賞)だったので、これも一つ「テーマを見て書いた」に入るのかもしれません。

 予約投稿かけましたが、大体3日くらいで10万字書きました。ノリにのってました。なんかこう、ピタってはまる作品って、一気にかけることが多いです。あと、設定練ってると、詰まらないですね……。

 以外だったのは、私は子供ぽすぎるかなと思ったのですが、小学生が大人だと言ってもらったり、あとは、キャラ数が冒頭多すぎると思ってたら、そういう指摘も貰ったのですが、導入としてはあとで全部回収するからいい、とか、あと凄く嬉しいお言葉は、この作品はよかったから、他の方がもっと優れていたから奨励賞だったのではないかとプロの作家さんに言って頂いたことが嬉しかったです。

・常若の国

 こちらは完全にテーマから書いたお話です。元々類似の二作品を書いていたのですが、そのネタ使いつつ書き下ろしまして。今読み返すと粗だらけなのですが、すごく自分的には気に入ってます。テーマは和風異世界×相棒でした。

 ただ、書いている最中から煩悩に取り憑かれ、BL妄想してまして、落選したため、キャラ文庫のBLの賞に、BL化(というかBL部分加筆)して、出すことにしました。1/15〆(だったかな?)のやつです。ちなみに図書室ピエロも、ライト文芸で書いてた時は、BL妄想ありました。児童書にしたらなくなりました。

 なんだか私は、BL書きたい期と、BL以外書きたい期があるんだなぁとこの作品を書いていて凄く思いました。ちなみにこれが55000字で、三日で書きました。今、公募用のBL加筆は89000字で、ほぼ規定上限ギリギリで終わりました。

 この話、私ものすごく気に入っております。

スランプのお話

 実は今年、いつとはいいませんが、ものすごく長いスランプ期間がありました。これが、パソコンのキーボードに手を載せれば書けるんだけど、載せる気が起きない期と、載せても500文字書くのに5時間以上かかる期の二つありました。ただ小説以外の他のことも全然やる気が起きなくなってしまって、〆きりのばしてもらったりもしmした。申し訳ないです。ゲームでポチポチするのはできたのですが、逆に言うとそういった単純作業するのが限界でした。上の2作品、どちらも同じ月にかいて、その月他にも書いていたので、もしかすると書きすぎの反動だったのかもしれません。なおったきっかけは、新しい仕事きて、とりかかってたら治りました。

Kindleアンソロのお話

 調子よく出せた時と、全然出せない期があります。これは単純に体調不良で、原稿のチェックとファイル化ができないからでした。今も出来ておりません。で、参加者様に手伝って頂いたりしました。本当にありがとうございます!!

 今年はもう無理かもなのですが、来年計算で行くと、これから私主催のは3つ、共催の紙1つ、参加Kindleが2つ、参加紙が1つ、私は予定です。

 一応、今予定している分は全て頑張りたいと思うのですが、来年に入ってから、私は主催はもうしないと思います。理由は、体調不良で迷惑かけまくってしまったので、申し分けなさすぎるからです……本当に申し訳ないです!

Kindleの個人配信のお話

 実は、ちょっと飽きてきているというのが本音です……ただこちらも、950↑とかフォローして頂いているので、その皆様に感謝過ぎるので、続けていきたい気持ちはあります。多分ですが、今後は、投稿サイトからというよりは、書き下ろしメインになるかもしれません(._.)φ 表紙とネタはもうあるので、あとは書くだけです(._.)φ なんですが、月1~2作を目指していたのですが、来年は3ヶ月に1作を目処にしたいと思います。

取り次ぎ配信のお話

 ブリック出版様でやってもらっているのですが、個人的にはとてもいいなと思っています。投稿サイトからおろさないで配信しても良いというのがとても気に入っていて、予定では、本当にあった怖い話(アルファとpixivに今あって、こちらは削除予定です)と、クラウンズ・ゲート(これは投稿サイトに残します)を配信してもらう予定ですが、改稿が間に合わなくて、今年を目処にしてます。ちなみに紙本作る可能性もあります(._.)φ 

紙本の話

 人生で創作BLは2作品、二次は1作品だけ、個人では出したことがあります。二次は今年出しました。で、最近は、pixivファクトリーの、1冊ずつの受注できるのにハマってこの前四冊つくりました(別記事に詳細予定)。

 それで、来年は、同人誌作りはまってしまったので、同人誌何冊か作りたいと思っています。確定しているのは、天帝のパズル、以前欲しいと仰って下さった方がいるので、そちらイラストレーター様ともお話しさせて頂きまして、出すことに決まってます。あとは書き下ろしでいくつか出す予定です。

https://aonekokai.booth.pm/

投稿サイトの今後の更新予定の話

 新作の投稿よりかは、Kindleからの再録や、企画参加作品、過去の連載の停止中のものの更新を主体にしたいと思っております。まぁ新作も書くかもしれませんが笑

 ちょっと未定です。

おわりに

 まぁこんな感じです(._.)φ 本当に小説関連は色々ありました。振り返ると、驚きです。ただ、とても考える機会が多かったので、それはよかったなと!

 来年もマイペースに頑張りたいと思いますので、見守って頂けましたら幸いです!

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