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「作品を編集者様に見て頂くサービス」を体験してみた!

 今回は、「作品を編集者様に見て頂くサービス」について、体験してきたのでメモしておこうと思います( ..)φメモメモ

 元々私が今回サービスを利用したのは、「作品の出来を知りたい」からではなく、「作品の感想を見る時に何処を見るか」を知りたくて、利用させて頂いたのだったりします。その際に、実際に自分の作品のご感想を頂戴する事で勉強したいと思い利用させて頂いたのですが――結果、感想の書き方については勿論ですが、それ以上に、「ご感想を頂く事」の重要性と凄さ、的確さに( ゚д゚)となっておりました。正直一度体験するとコレは癖になってしまうと思いました……(また個人的にご依頼=リピートしようと思ってます)。

 今回見て頂いた編集者様は、BBコミュニティやココナラでご活躍中のヒダマル様です。

 ココナラのサービスURL

https://coconala.com/services/725855
 こちらのサービスにて、「小説を読んでいただく」「創作談義」の二つを体験させて頂きました。今回はそのレビューとなります。

 まず、私が今回相談させて頂いた悩みについて。

①男性視点で書く事が多いのだが、「こんな男はいない!」となってはいないか。
②女性キャラが皆似たり寄ったりになってしまう。
③描写力が弱い(全然情景や外見を描写していない問題)。
④文章が下手くそ……(特に繰り返して同じ言葉を使ってしまう)。
⑤この作品はどういうご感想か知りたい。

 というような内容で、それらを質問させて頂きつつ、ご感想を頂戴しました。
 これらについて、順番に書いていこうと思います。

①男性視点で書く事が多いのだが、「こんな男はいない!」となってはいないか。

 こちらに関して。
 ご回答が、「そもそも男性/女性で『こんな人はいない』ではなく、『こんなキャラがいない』とならないように、『キャラの中での整合性を保つ』と良い」というご感想をいただきました。今回私は、「歴史が苦手なキャラが、江戸時代に逆行転生するお話」を見て頂いたのですが、「歴史が苦手って言ってるのに、江戸の元号とかにものすごく詳しいな????」という状態になっている事に、自分で気づいていませんでした(……)。そのキャラが、そのキャラらしければ(矛盾していなければ)問題がないとの事で、私の場合、そこが問題でした(……)! また、『リアリティが無いのではないか』とご質問させて頂いたのですが、「リアリティ=現実にいるか否か」という点よりも「リアリティ=説得力」である点を深く教えて頂きました。これが目から鱗でした。確かに宇宙人でなくても宇宙人を描けるのは、宇宙人っぽい説得力があれば可能だと、ハッと改めてしました。概念では分かっているのですが、実際に活用するとなると分かっていなかった点です。

②女性キャラが皆似たり寄ったりになってしまう。

 続いてこちら! 私はNL/TLも書くわけですが、「また似ている」「全員同じコカと思った」というご感想を頂く事が何度かありました。正直「そう言うキャラが萌えで好きなんだよおおおおお!!!!!」とも思うのですが、「いやいくら何でも、主人公も脇役もみんなこの性格で似てないか????」となるほどで、今回ずっと悩んでいた点をご相談させて頂きました。すると「自分の中で元型(プロトタイプ)を作る点」を教えて頂きました。一個しかいま、私の中には『女の子』の造形が無いために、こうなるという問題を理解しました。「素直でいい子」の他に「ツンツンしたツンデレ」などの『形』を用意してから、キャラクターを考えていけばいいという点を学んだ形です。納得しすぎました。

③描写力が弱い(全然情景や外見を描写していない問題)。

 そしてこちら。結論として、「その作品に必要な情報でなければ、必ずしも取り入れる必要はない」との事で目から鱗でした。確かにそうですよね……! 私はいらないと思って取り入れていないというのはあって、「でもこれ、取り入れた方がいいのか???」と思っていたので、「不要な情報は不要」という部分で凄くホッとしました。無くてもいいんだなぁというのは一つの新たな気付きでした。

④文章が下手くそ……(特に繰り返して同じ言葉を使ってしまう)。

 こちらは、他の講座や編集ご担当者様などにご指摘いただいてから、特に自分で気になっていた点だったのですが、今回明確に教えて頂いた事がいくつかありました。その中で一番心に残っているのが、『コトコト問題』でした。私の文章って、この記事だけでもそうなのですが、

 ~事。
 ~の事。
 その事は~。
 ~である事。

 と、兎に角『事』が多いんです(´;ω;`)ウッ… でも自分では、どう直していいのかこれまで分からなかった事なのですが、教えて頂きました。まず、これの原因は、

・事に沢山の意味を持たせている

 などがあり、直す方法としては、

・別の言葉に換言/置換する(持っている意味ごとに、その類語にする)
・調整する

 との事でした。(ほら、また、事が……)

 たとえばこれは、「本を読んでいる事は重要だ」だとしたら、この時私が言いたい「事」は、「経験」なので、「本を読んでいる経験は重要だ」で意味が通るわけで、事で表現したい意味を適切に書くと良いという事(また事だwww)です。これはすごく納得したのですが、習得まで時間がかかりそうなので、マイペースに頑張りたいと思いました。

⑤この作品はどういうご感想か知りたい。

 さて! 感想の書き方・作品の見方を知りたくてご依頼させて頂いたので、実際に見て頂いた際、こちらを見て頂きました。内容は、

・キャラ
・ストーリー
・構成
・文章

 の、それぞれの観点から見て頂きました。ここまでに触れていない事として、『構成』について頂いたご感想を、以下に書きたいと思います。

・出だしが遅い(不要な場面があるため=伏線などでもなんでもなくの場面、そう言う場面はせめて、作品の味となる、作品のエッセンスとなるような書き方が望ましい)
・クライマックスが不明瞭(緊迫感が薄い)

 の、二点を主にご指摘いただきました。
 どちらも納得で、今回の文字数の作品で、冒頭にその文字数で不要場面入れるのは、助長だよなぁと自分でも思っていたので、やっぱりそうだよなとすごく納得しました。その上で、「ここはこういう構成になっていて、不要な部分はどこである」というのを、整理してご説明頂いたので、とっても修正がしやすいと感じました。クライマックスの方は、自分で「見せ場が弱い」と感じている部分を悩んでいたので、そこを見て頂いたのですが、「処刑寸前なのに、江戸でまったりしている」という内容を書いていたため、「この辺緊迫感が薄れるのでは?」とご指摘いただきました笑笑 実はですね、これに関しては、史実通りなので、私は史実のままに書いたのですが、「エンターテインメント」としてみた時、必ずしも「そのまま史実通り」である必要はないなとすごく感じた点でもあります。事実をそのまま書けばいいのではなくて、やはり「見せ方」は考えていくべきだと思いまして、「その部分はあえて書かない」だったり「別の切り取り方をする(まったりした黄道部分でなく、心情など)」と思いました。

 以上が、頂いた感想の要約で、本当に勉強になりました。
 さて、その後、創作談義(オプションOR別サービスでもあります)をお願いしました。
 ココナラのサービスURL:

https://coconala.com/services/1155080 

 こちらでは、主に「展開の提示方法」&「伏線」について教えて頂きました。
 これは私、別の編集ご担当者様にも言われていたのですが、「これから何があるか丸わかり」「伏線が分かりやすすぎる」との事で、私はこれまで「分かりやすく安心して読めるように」と思っていたのですが、「それでは退屈だ」という部分を、教えて頂きました。

 リアルタイムの文字チャット形式で教えて頂いたので、その場で浮かんだご質問を投げると、その場でご回答頂く事が出来ました。本当にこれが勉強になって、話しながら知りたい事が整理できていった感じです。なるほどなぁと納得の連続でした。

 以上が、今回の私の感想サービスへの感想となります。
 感想サービスってなんぞや???? と思っておられる方のお役に立てましたら幸いです。またこの場を借りて、ヒダマル様(@hidamarirun)には、本当に御礼申し上げます。有難うございました!!(〃▽〃)ポッ


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