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ユートピアの臨界点!『ハーモニー』は純文学だ!

我ながらいいタイトルだと思う。どうだろう?

純文学って、高尚なイメージで思われがちだよね。なんでだろう。
僕はただのカテゴライズされたジャンルのひとつに過ぎないと思うのだが、
どうだろう?
とは言っても、僕の純文学の解釈は、一言で言えば「深い」だ。
だけど、もうひとつの解釈は「自由」な文学だとも考えている

この「自由」って話で言えば、明確にカテゴライズされないジャンル。
できない、と言う方が正確かもしれない。
どうだろう?
うーん。なんだこの小説。筋がねえ。起承転結してねえ、起起起結、
いや、なんなら転起転起とか。適当ですよ笑 
とか、内省してたら話終わったぞ。みたいな。えーもう、どこにも分類できやしねえ、自由過ぎんんだよ!読者の気持ちも考えろよ!みたいなクレームを食らって純文学に分類。みたいな。
ちょっとふざけ過ぎかなww

こういう話はね、酒でも飲みながらしたらきっと楽しいのだろうな。
稲妻が走ったのは、小川哲さんの発言だった。どこかで話していた。
それが雑誌だったか、どこで読んだのかは忘れてしまった。
が、内容については、
僕はそれをしっかりと覚えている。そのくらい衝撃だった。
※小川哲さんの『地図と拳』、本当に拳ぐらいある分厚いの、まだ読めてない。絶対読むからね!楽しみにしているんだからね!

彼は、小説は3つに分類できると言った(ごめん。断定的だったかは自信がない汗)。「スタイル」「テーマ」「ストーリー」という具合にだ。
そして、これを今のジャンルに当てはめると、たとえばこうだ。
      純文学    SF    ミステリー
       ⇩       ⇩      ⇩
    スタイル    テーマ    ストーリー
上手く言えないが、現在は純文学とアザー(大衆文学)と分けた後、アザーの中で枝分かれてしていると思われる。
※ごめん。本当のところ「大衆文学」という言葉は少し嫌いだ。
一般のイメージですよ。なんて言ったって、純文学は高尚なものですから!そして難しそうというイメージもある笑
で、なにがいいって
ジャンルの越境? 共存を可能にすることができると思うですよ!
・・・伝わるかな。
本当はね、
この考え、発想がとにかく気に入っている。

要は細分化から一元化。とまではいかなくても集約してもいいのでは?
と変換できたのです! なら究極は一元化なのでは、と思うわけです。

面白いか、つまらないか。
※これ、自分の首絞めているんだけどね汗

超簡単に言えば、面白いものは面白い、と説明していいと思うのです。
それが、いわゆるどんなジャンルだって関係ないんですよ。
乱暴なのは、はなっから分かっています笑
補足すれば、「うーん強いて言えば、これはスタイルとテーマかな」
みたいな。そう、小川哲流に感動したことは間違いないのですが、それも、強いて言えば~みたいでいいと思っています。という話です。

たとえば、みんな大好きなドストエフスキーはどうでしょう?皮肉ですよ、めちゃめちゃとっつきにくそうなイメージあるよね。僕は本当に大好きだよ。『カラ兄』は最高峰だし。『罪と罰』は読めば分かる。なんなら読みやすいし、めちゃくちゃ面白いよ!ただ、名前がね、どうにもカタカナで長いし、あだ名とかあって、そこだけは辛いのはわかる。ま、『カラ兄』をここで引き合いに出すのはよくない。あれはオールジャンルで壮大すぎる。
だけど
『罪と罰』は小川哲流で言えば「テーマ」だ。
まて、本当か?
深いぞ。そうだ、相手が悪すぎる。
勝手に迷子になっている。
でも僕は、海外古典は、だいたい純文学にカテゴライズしています。
もちろんSFのようにはっきりしていたら別ですが、新しい文学なので、
海外古典にはありません。
またマニアックな話をすれば
スタンダールの『赤と黒』はどうだろう。
うーん「ストーリー」でもいい気がする。
だが、どうしたってカフカは純文学だろう。それは仕方がない。
あっ、「スタイル」でOKってことか。
まてまて、迷子だろう。
消してしまうのは、それはそれで可愛そうなので、取り消し線にしておく笑

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・・・あれらしいっすよ。
勘違いされがちですが、この使い方は間違っているらしいっすね。彼には、相談をもちかけるのが正しい利用の仕方らしい。
だからファジーな、いやらしい質問をすることが、いいね。たとえば、

Q:昼にラーメンを食べたいんだけど。醤油か味噌で悩んでいるんだよね。いや、それもあるが、餃子までつけちゃうか、ねえ、どう思う?

・・・こんな理不尽な問いに、本当に回答してくれるのか?
僕なら、「勝手にしなよ」と冷たくあしらいますが、まさか、これが正解じゃないとでも言うのか笑

とは言っても「純文学とはなんですか?」なんて聞いたら、なんて回答してくれるか気になるね。


あっ弊害をさいごにあげる。カテゴライズされた、いわゆるジャンル分けがないと、ますます本の選択が難しくなることが考えられます。「面白いのはいいことよ!でもね、私はさっきフラれたばかりで、とにかく泣ける、恋愛ものが読みたいのよ!」なんて言うオーダーには、やはり必要ではあると思うという話だ。

ええ、なんとも追伸ですが、それでも僕は純文学が大好きです。

最後までに読んでくれてありがとうございます。
また次の記事も読んでくれたら嬉しいです(過去記事も)。それでは。

あれ? 気がついたら勝手な純文学論から書いて、終わらしてしまった笑
大学生のころに夢中になったmixiみたいで、noteが楽しい。僕は、執筆するのが楽しい。これはいい。これはいい兆候だ。


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