見出し画像

ドリップセミナーを開催して、思ったこと。

今年に入ってから、コーヒーセミナーを開催させていただく機会がたくさんありました。多くの方に『お家でのコーヒーの淹れかた』をお教えさせていただくのは非常に楽しいのですが、そんな中で、思ったことがあります。

当店講師は基本すみーさん

1.こだわっているポイントは人それぞれ

まず、人によって「こだわっているポイント」「気になっていること」が全然違うんだなということに気が付きました。コーヒーが好きな方へ向けてセミナーをしているので、すでに皆さん、自分の淹れ方やこだわりを持っておられます。

生産国や銘柄にこだわっている方もいれば、抽出する時のレシピにこだわっている方もおられます。また保存方法が気になっている人もいれば、コーヒーの器具の選び方が気になって来てくれる方もいます。

それぞれのニーズが結構異なるというのは、セミナーの主催側としては大変興味深いことであると同時に、しっかりと把握していくことが、より良いセミナーにするために必要なものであると感じています。

皆さんの知識レベルも当然バラつきがあるので、まず講義をして、最低限の知識は全員が知っている状態にします。

基本的には座学が中心となるので、眠たくならない講義を心がけます。

準備は意外と大変

2.同じレシピでも味は同じにならない

そして、みんなで同じレシピで抽出しているのですが、味が微妙に変わることに気が付きます。参加者さん同士で、抽出したコーヒーをシェアして飲み比べてみると味が全然違うんです。

これはお湯をかけるときの注ぎ方や僅かに異なる抽出時間が影響していると思われます。というかそれ以外の条件は基本的に同じなので、皆さんの注ぎ方で味が違うということを身をもってご体感いただきます。

「〇〇さんのコーヒーが一番おいしい!!!」とか「自分で淹れたコーヒーうすっ!!せっかちやからかな??」とか思い思いに意見を交わします。

その後、反省点や良かったところを踏まえて、再度抽出に挑戦すると。。。先ほどよりも、皆さん満足のいくコーヒーを淹れることができるようになります。

豆は複数種類試してもらうことも

3.学ぶ以上に楽しんでいただける

最後に、何より、楽しんでいただけるという喜びが、想像以上に大きかったです。セミナーの終了時、「質問ある方ーーー」とお声がけすると、びっくりするくらいたくさんの手が上がります。手を上げずに、大声で質問してくる猛者もいます(笑)

やっぱりコーヒーは楽しいし、ぼくの人生を狂わせただけのことはある、いい趣味です。これからも、もっとたくさんの方々をコーヒーの沼へ落とすべく、セミナーも精進してまいりたいと思います。

ご受講くださった皆さん、ありがとうございました~!!!

座学も少し


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?