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ドイツ語を学ぶまでの長い道のり

Hallo!

最近、ドイツの話、日本の話を交互に書いていて、順番的に今日はドイツの話の日みたいなので、私がドイツ語を学ぶまでのことについて振り返りたい。

ドイツに興味を持ったのは小学生の時だけど、当時小学生でドイツに興味を持ったからといって、何をしたらよいのかわからなかった。
今なら言える。
とりあえずNHKラジオのドイツ語講座を聞くか、教育テレビ(当時)のドイツ語講座を見よう。雰囲気だけは味わえるよ。
そしてそれでハマったら、親にドイツ語講座のテキストをねだってみよう。たぶんテキストだったら買ってくれるんじゃないかな。家から一番近い本屋さんには置いてなさそうだから、注文しないといけなかったかもしれないけれど。

そこから数年経って、何とかドイツ語に近づこうと、ドイツ語が第二外国語で学べる高校に行くことも考えたけれど、我が家から遠すぎたので、すぐに候補から外れた。
大学選択でも、ドイツ語を学ぶことも少しだけ考えたけれど、まずは英語から学ばなければと方向転換したことと、その頃はドイツ語より中国語に興味が移っていたこともあり、ドイツからはどんどん離れていった。
ドイツって結局、全然身近なものじゃなかった。

実際にドイツ語を学ぶことになったのは、小学生で興味を持ってから20年以上経ってからだった。
憧れていたけれど結局諦めていた、ヨーロッパで暮らすということに挑戦してみようと決めたのが、30歳の時。
その30年間で、ヨーロッパ内でも住んでみたいところはいろいろ現れたけれど、最終的に選んだのは、一番最初に興味を持ったヨーロッパの国だったドイツ。その時点でもう31歳。
やっと、私のドイツ語学習が始まった。

日本で独学で少し勉強したけれど、本格的に勉強を始めたのはドイツに来てから。なので、すでに32歳。
結構遅いスタートになってしまったけれど、それでもドイツに行かなかったら行かなかったで後悔していたと思う。挑戦した後での失敗もたくさんあったけれど、やらなかった後悔よりはずっといい。
31歳で決めて、32歳でドイツに行き、その後の私の30代はドイツなしでは成り立たなかった。
20代の私はドイツと完全に切り離されていたのに、縁ってわからないものだなぁ。


ただ。
ドイツとつながってはいるけれど、問題のドイツ語のほうはといったら、全然上達していない。
私はまだ、ドイツ語学習の道の途中で休憩しているらしい。
それも、かなり長い休憩。
帰国後、夫にお願いして日常会話をできるだけドイツ語にしようと考えているのだけど、果たしてどうなることやら。

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