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2023年9月ヴェルニゲローデ日帰り旅②


ヴェルニゲローデはゴスラーと並んで、魔女で有名な町。
ゴスラーでは魔女グッズ?を売るお店自体が全然なかったので、そういうものはヴェルニゲローデで買おうと決めていた。
ヴェルニゲローデはゴスラーに比べるとお土産のお店も多い。
なので、これはきっとお気に入りが見つかるはず、と期待していたのだけど、買いたい!と思うものが結局全然なく…
せっかく魔女という特色があるのに、それを生かした商品開発をしていないのが本当に勿体なさすぎる。
ないわけではないのだけど、魔女の町を期待して行くと、お土産のレベルが残念すぎる。魔女の町に興味を持って、今後訪れてみたいと思っている方は、どうかお土産にはあまり期待しないように。

ほしいものを見つけるのが大変なお土産探しをしたあと、お昼は市庁舎のレストランへ。
この日もハルツの名物を、ということで、鹿肉を食べてみた。

うん、まぁ美味しい。
ちょうどお昼の時間ということで、市庁舎のすぐそばの広場で地元の人たちが民族衣装を着てこの地域のものと思われる音楽を演奏していた。
天気もいいし、すてきな時間になった。

この後、すてきな個人書店を見つけたりしつつ、この日最後の目的地へ。
ヴェルニゲローデに来たら、登山鉄道以外でもう一つ目指すべき場所といったら、お城!
なんだけど、私たちは前回も行ったから、ということで今回はパスし、ヴェルニゲローデを調べていた時に見つけたもう一つの名物のお店へ。

これがなかなか大変だった。
このお店、歩いていくところじゃない。
すてきな建物が並ぶ町並みとは真逆の、無機質な集合住宅と工業団地を抜けた先にあったのが、このお店。

右下にあるのは、バウムクーヘンをつけた芝刈り機。


見たまんまの、バウムクーヘンのお店。私は勝手にバウムクーヘンのミュージアム?工場?だと思っていたのだけど、ここはバウムクーヘンのカフェだった。
メニューはバウムクーヘン各種と飲み物のみ。
ただ、思った以上にここまで遠くて、私たちにはあまり時間がなかったこともあり、テイクアウトして家に帰ってから食べることに。
この日は結構暑く、溶けることを恐れて無難なノーマルタイプのバウムクーヘンにしたのだけど、後になって、チョコレートにしておけばよかったと後悔。
バウムクーヘン、美味しかったけれど、ここは歩いていくところではない。

ただ、駅までの長い帰り道(片道50分弱)、遠くにお城を見ながら、なんだかこれから冒険に出かける勇者っぽいなぁなんて考えて少しワクワクしてしまった。
私たちが歩いていたのはただの工業団地と団地だったけど、きっと昔はお城へ向かう途中の森だったんだろうなぁなんて妄想しつつ。
そして残念ながら私のカメラ技術ではそんな妄想を働かせられるようなすてきな写真が撮れそうになかったので、気になる方はぜひ行ってみてほしい。

そんなわけで、帰りの電車は旅の当日にも書いた通り、何のトラブルもなく無事に自宅最寄り駅まで行くことができた。ローカル電車の旅は大変だけど、こうやってドイツ国内を巡るのは楽しい。


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