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ONE PIECE FILM REDと25年の重み【エッセイ】

見てきました最強話題作。ONEPIECE、絶対今が1番面白い(あと数話読んだらしばらくよまなくてよくなりそう)から見てほしいといえば見てほしい。でも量多いから、仲のいい人にONEPIECE好きがいなければ読まなくてもいいかも。

ONEPIECEという作品の重みを感じる映画だった

全員がONEPIECEを知っている前提で語られる映画なの本当にすごいよね。まぁずっとそうなんだけど、映画って2時間前後という短い時間で設定とかキャラを表現しながら、ストーリーを紡ぎ出さなきゃいけない。

でもONEPIECE映画はそれが当たり前のようになくて、ストーリーを紡ぐことだけを中心に進行できる。これは人気マンガ作品ならではの表現なんじゃないだろうか。

しかも今作は重要なときにサラッとしか出てきてないシャンクスが出てくる。今までのセリフ量よりはるかに多かったんじゃないの。

今まで出てきたキャラクターがいい意味で都合よく使われていて、キャラ崩壊することなく、キャラクターの属性に振り回されることもなかったのが好印象。大集合する映画はよくも悪くもキャラクターの属性に振り回されがち。

ストーリー評価は凡以下

今回の映画で悪く言えるのはストーリー部分じゃないだろうか。どうしてもONEPIECEとadoじゃなかったらレビュー1をつけられてもおかしくないくらいのつまらない展開だった。いい意味で言うと王道。でも予想の斜め上というどんでん返し的な存在はない。

自分も最初の方を見てある程度設定が推測できてしまった。設定を看破してしまうとまぁそうなるよなみたいな。まぁそうなった。

『ONEPIECE』のなかの1作でなく、映画としての『ONEPIECE FILM RED』で評価するならストーリーをメインにせざるを得ないので酷評でもおかしくない思う。

それでもこれは『ONEPIECE』

でも自分は『ONEPIECE FILM RED』を"いい作品だった"と思う。先述したあれだけたくさんのキャラが見られる作品なのにONEPIECEのキャラが動いてるのを感じるし、シャンクスがついに動く、ついに次の展開を感じさせてくれる作品だったから、好きと言って…楽しい作品だったと言って間違いない。

あと、adoがめちゃめちゃ良かった。(自分は見たわけじゃないけど)話題の人であるadoを起用することに抵抗がある人もいただろう。それでも、2022年に"四皇"赤髪のシャンクスの娘の歌姫をやるならadoしかいないと思わせてくれた。歌い方というか表現の幅がエゲつないくらいに広い。adoの歌に引き込まれた。

ONEPIECE好きなら…いやadoを見にいってほしいなって思う。

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