コミュニケーションで10年以上悩んだ人間からの今現在コミュニケーションで悩んでいる人へ向けてのメッセージ
僕は10年以上コミュニケーションについて悩んだ。
友達が1人もいない、人と会話が続かないという辛い状況も長い間経験した。
しかし、それを乗り越えました。乗り越えた時に見える世界は本当に素晴らしく、生きていて良かったと心から思いました。
毎日毎日死にたい、消えたいと考えていた時には考えられないくらい日々が充実しています。
もし同じように苦しんでいる人がいるなら僕の発信でその人達の少しでも手助けになれれば幸いです。
ここでは僕がコミュニケーションについて悩んだ出来事を人生を振り返りながら、その時何に悩んでいてどのようにすれば克服できたのかを書いていこうと思います。
少しでも読者の方と重なる部分や応用出来る部分を探しだしてもらえればと思っています。
コミュニケーションが嫌い、もしくは怖くなるのは先天的に、もしくは後天的に持つものかもしれません。何にしても幼少期の親と過ごした時間、もしくは学校で、職場であった経験から持つものだと考えています。
僕は後天的に持った人間でした。中学までは人が大好きでした。毎日学校に行くのが楽しく、友達に会えるのを心待ちにしているような子供でした。母子家庭の一人っ子というのも原因かとも思いますが。
学校で友達と遊んで、学校が終わってからもランドセルを家に投げ捨てて外へ駆け出し友達と夜遅くまで遊んでいました。
しかしそれも中学校まででした。中学校は地区で2
つある小学校を合併しただけだったので友達も多かったのですが、高校は少し家から離れた所ということもあり、ほとんど友達はいませんでした。
中学の時は僕が変な言動をとっても周りがフォローしてくれていました。「こいつ変わってるだろ?でもすごい面白いやつだから!少し付き合えば分かるから!」って他校の子に言ってくれていました。
その時は言葉で自分を表現したり、相手との距離を図りながら少しずつ距離を埋めるということが苦手だったのだと思います。
それを中学時代は埋めてくれる友人がいたので良かったのですが、高校は家から離れている所だったので変な奴だなコイツ、とあからさまに態度に出された時に僕はそれを受け止めることしかできず、更に、それを真に受けてしまいました。
あぁ、僕は変なやつなのか、ということは皆にもそう思われている!?どうしよう、どうしよう。と疑心暗鬼になりついには学校を辞めてしまいました。
この時の僕はどうしたら良かったのか。やはり他人と自分を分離するということだったと思います。
「意見を分離する」
ということが出来ていませんでした。具体的にどういうことかと言うと、あなたはそう思うのですね、なるほど。ここで相手の意見、態度を飲み込む(ここで言う飲み込むというのはその意見に同意するという意味ではありません。)その上で私はこう思います。と伝えることが大事になります。
ここで僕の高校時代に置き換えるなら僕を変なヤツだと思っていた人は、仲のいい人でもなかったのでわざわざ自分の意見を伝えなくとも、あなたはそう思うのですね。僕は僕のことをそんな風には思っていませんよ。と心の中で思っていれば充分だったと思います。
当時の自分は自分に対する自己肯定感がそこまで育っていなかったのだと思います。
このように相手の意見に同意してしまう、もしくは自分の意見を変えたくないので相手に自分の意見を押し付けてしまう。という方が大人でも非常に多いと思います。
どちらかではなく、相手の意見を飲み込む、受け止める。それから自分の意見を相手に伝えるということが大切なんだと思います。相手を否定するわけでもなく同意するでもない、それでいて自分の意見も押し付けない。
最後まで読んで下さった方へ、ありがとうございます。参考になるようなことありましたか?
これからもタイムライン形式で自分の過去について考察してゆき、どうしたらあの時の自分はそれを乗り越えることが出来たのだろうかということを書いていきます。
感想や、読者の方が今どのようなことに悩んでいているか、ということの相談にも僕のできうる限りで応えたいと思っています。よろしくお願いします。
by jun