「インバウンドサミット 2020」を、インバウンド観光の機運を上げる場にしたい
7月23日に「インバウンドサミット 2020」を企画しています。現時点で890名の参加申し込みがあり、登壇者も50名ほど確定してきました。2000人の会を目指しており、おそらく過去最大のインバウンド関連のイベントになる予定です。
日本政府政府観光局、一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会、株式会社やまとごころの後援もつき、段々パブリックな会になってきました。申し込んでくれた方、登壇頂く予定の方、企画運営パートナーのみなさん、本当にありがとうございます。
先日の記事では経緯について書きましたが、今回は目的や思いについて書きます。
10年スパンでインバウンド観光を捉える
今回の開催をした経緯としては、1つのFBグループから始まりました。5/4にスタートしたグループは今、1300人となり、様々な知見が共有されています。オンラインコミュニティの活動を通して、知恵と経験の共有こそが、それぞれの課題の解決につながっていくことを実感しました。
今、インバウンド業界は未だかつてないくらいの嵐に直面しています。コロナの影響で飛行機も止まり、1ヶ月あたり2000人、-99%まで訪日客が減少しました。非常に厳しい状況です。
インバウンドはもうだめだ、という声も聞きます。でも、本当にそうなのか?人の旅をしたいという気持ちはコロナがあったとしても変わっていない、今だからこそインバウンドに向けて最高の準備をすべきである、そう自分は確信しています。
数年単位で見れば、たしかに厳しい状況が続くでしょう。しかし10年スパンでみたらどうか?インバウンドが今後の日本の可能性であり、成長戦略の柱であることは変わりません。
インバウンド観光は世界線
インバウンド観光は世界戦です。今日本の国交が閉ざされている間、日本に旅行をする予定だった人が今、他の国に旅をしている状況です。EUも14カ国解禁するというニュースも先日でました。
それに対して、今日本は正しい準備ができているのか?最高の準備ができているのかと言うと、まだまだだと思っています。GO TOキャンペーンがある中で、今後の国内観光は急速に戻ってくるでしょう。そのエネルギーを、未来にインバウンドに近づけるようなことをするためにはどうすればいいか?
このサミットでは、インバウンドの機運を上げていくことを目的としています。インバウンドの今を実態を知り、未来につなげていく。その実態の中には、-99%という数もあれど、インバウンド観光に向けた思いを持ち、かつ世界へ向けた戦略を練っている人も沢山います。
日本のインバウンドに新たな流れを
そして、この会があったことによって、日本のインバウンドの勢いがまた戻り始めたといえるようにしたい。ここからまたインバウンドが再度始まったな、という空気を作りたい。
第一回の今回は実態を知り、知見を共有し、インバウンドに新しい流れを作る会です。次回以降はその戦略の検証とさらなる共有をしていく場にしていきます。形式的な場ではなく、本質的な知見が共有され、未来につながる時間を参加者のみなさんと作って行きたいと思っています。
是非、観光業界の方も、そうでない方も是非参加いただけると嬉しいです。
最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。