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自社だけでは戦わない。MATCHAで大事にしていきたい「Co-Creation」の価値観

昨日、同じ地方創生ベンチャーである地域ブランディング研究所の吉田さんとランチをしました。同じく浅草に会社がありながら、対面でお会いするのは4~5年ぶりぐらい。

そこで盛り上がったのが、会社の組織文化について。
「MATCHAさんの組織文化ってどんなものがありますか?」と吉田さんに聞かれて、結論、会社のビジョン、ミッション、そしてバリューが会社の組織文化という話から、バリューの一つである「Co-Creation」について盛り上がりました。

ちなみに、MATCHAのバリューはこちらです。正直まだまだ浸透しきっていない部分があるなと思いつつ、改めてこのnoteで言葉にしていきたいと思います。


自社だけで戦わない

人間が1人でできることは限られています。同時に、一社だけで実現出来ることも限られていると最近常々思います。会社の中、外の力を巻き込みながら、会社の実現していきたいビジョンを実現していこうというものが「Co-Creation」の価値観です。

戦略部の杉崎さん(杉さん)は、この「Co-Creation」というバリューを大きく体現している1人。今までのMATCHAは、クライアントとの仕事の多くをMATCHA単独で行っていました。

昨年からですかね。杉さんは、MATCHAの提供出来るバリューはなにか?を見極め、フロントの部分は地場で信頼を獲得している代理店、同時に提供価値に関して各分野のプロフェッショナルとのネットワークと共同で企画を作り、業務推進をするようになりました。その結果、クライアントに対する受注率が飛躍的に高まり、継続するクライアントも増えました。これは自社だけでやっていこうという考えだと実現できなかった結果だったと思います。

手前味噌ですが、インバウンドサミットもCo−Creationなアクションだったと思っています。もっと社内を巻き込むべきだったなと、、反省はありますが、多くの方の力が重なり、一社だけではできないアクションが生まれました。改めて関わって頂いた方に感謝をしたいです。


ロールモデルはスタジオジブリ

Co-Creationというバリューの観点で、自分の中の一つのロールモデルがジブリです。スタジオジブリの名作は、ただ作っただけでは広がらない。上記の記事にも書きましたが、巻き込み方が凄まじいです。

・会社ではなく、人の数。ローソン一社からの出資と捉えるのではなく、8500店舗×5人×3人=12万以上の仲間が集ったと捉える。
・全国で試写会キャンペーンを行い、全国放映前から10万人以上に見てもらって、ジブリの仲間になってもらう。
・仲間となる人に役割や仕事のテーマを持ってもらう。
・仲間同士を有機的につなげて、さらに発展させていく。

この考え方は、結果としてジブリの海外戦略にも通じていると思います。国ごとに本当に信頼出来る人を見つけ、火をつけ、任せ、仲間にしていく。

この考えを観光やインバウンドの分野でできないだろうか?というのを常々考えています。


会社にも関係人口の概念を

最近良く考えることがですね、観光は本当に幅が広いなぁということ。インバウンドサミットの振り返りでも下記を書きました。

旅行者からすると、一つの観光におて、空港から、鉄道インフラ、ホテル、食事処、体験と様々な分野が関わります。そしてハードというものだけでなく、日本に対するそもそものイメージ、漫画やアニメなどのソフトなコンテンツ...など様々なものが日本の観光を作っています。

決して一社だけで、一つの地域だけでなく、力を合わせて行くことがとても大切です。インバウンドサミットでも様々な業界のプロフェッショナルがつながる機会になりましたが、自分たち自身も、様々な方と力と力を合わせて、日本の魅力を世界に発信していきたいと思います。


この考えは、今も変わっていません。地域でよく関係人口という言葉を使います。居住者を増やすことだけでなく、どうその地域に関係する人口を増やすか?という考え方。これはきっと、会社にも当てはまります。

社員を筆頭に、社員の家族、株主、クライアント、読者の方、応援してくれている方、、、そういった方々の解像度をより高め、一社だけで解決できない課題解決や挑戦をしていくこと、それこそがCo-Creationなのかなと思います。


MATCHAでの新規採用を再開しています

MATCHAでは現在新規採用を再開しています。職種としてはクライアントに向き合うプロデューサー職、プロジェクトを推進していくプロジェクトマネージャー職の2つです。

もし会社のビジョンや、Co-Creationのバリューに共感してくれた方がいれば、是非観光業界に限らず、ご応募いただけると嬉しいです。正社員に限りません。下記のWantedlyや、青木のFacebook宛にご連絡いただけると嬉しいです。カジュアルに一度お話しましょう。


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青木 優 | MATCHA Inc.
最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。