得意なこと、苦手なことを理解する
教訓エントリー第8弾です。今回のエントリーは「自分の得意なこと、苦手なことを理解する」です。前回の「社内プレゼンが苦手だった話」は苦手なことに入りますが、苦手のままではよくないので、少しずつ改善しています。
当たり前なことのようで、これって実はめちゃくちゃ大切です。創業のときは何でもかんでも自分ができる、自分でやれる、と思っていましたが、全くもってそうではなかったです。むしろ全部自分がやろうとすることで、会社のボトルネックになっていました。
創業3年間ほど支払い、経理をやっていた
自分が苦手なことの1つに事務系の仕事があります。思考が散らばりすぎて、一つのことに集中できない。アイディアが浮かんだり、本当にこうなの?とか考えてしまうと、目の前のことが淡々と処理できなくなる。
そんな自分にとって、ライターや翻訳者に毎月100人近く支払う支払い、経理業務はとにかく大変でした。会社だと集中できない気がして、追い込むために、ファミレスに行って朝3時ぐらいまで支払いを続ける日々。本当は1週間、2週間余裕を持てばいいのですが、そこまで頭が働いていなかったです。
大学の同級生で、野村證券で働いていた太一がMATCHAに入ってくれたことで、自分の手から経理業務が全部なくなりました。今は千石が、先の先を見た上で、完璧に処理をしてくれています。決算業務も本当お疲れ様。
ワクワクするビジョンを作ること
自分の得意だと思うことは、世の中や自分自身がワクワクするビジョンを作ること。そして、その正しいと思ったことを、自分なりの言葉で語ること。世の中に対して、このボールを投げたらいい波が立つだろうという感覚はあるので、そこに対していいタイミングで投げることです。
後は得意というより、精神的な強みになりますが、素直さや立ち直る早さ、諦めないこと、ポジティブに物事を解釈すること、人に対する違和感や直感は強みだと思っています。死ななければなんとかなる。
でも、その得意な部分を活かさずに、磨かずに5年ほど会社を経営していました。大きな反省です。
遠くまで行きたければ皆で行こう
「早く行きたければ一人で行こう。遠くまで行きたければ皆で行こう。」という好きな言葉があります。結局の所、人が1人でできることは限られているんですよね。何故会社があるかというと、1人では実現できないことをするためにあります。
ジブリの鈴木さんは、人の強みを見極めることが得意らしいです。
「宮崎駿は、キャラクターを書くのが天才的にうまい。後は少しうまいぐらい。一人ひとりの強みを見極めて、組み合わせるから面白いものができるんだよ。」
のようなことをラジオで言っていて、すごいいい言葉だなーと記憶に残っています。ただ単純に1+1は2ですが、得意な部分を理解し合って、連携したほうが4にも10にもなる。
改めて振り返って
自分の得意なことはなんなのか?人より苦手なことは何か?その2つは、時期や環境によって変わっていくもの。常に自分のそれを省みることが大事だなことです。最近、得意になってきたことは、継続することかもしれません。次得意にしたいことは継続したいことを通じて、セルフマネジメントをより強くできるようになることです。
前回のエントリーは「社外プレゼンが苦手だった話」でした。次回は「自分の判断軸はなにか?」にしてみます。また来週の木〜金あたりの公開予定です。
最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。